10月9日(金)業間休み、企画委員会が中心となって、運動場にわんぱく班(異学年交流班)24の班が集まりました。1・4・6年生と2・3・5年生で構成されていて、6年生、5年生が中心となります。説明の後、順に学年と名前、好きな食べ物や遊びなどの自己紹介をし、次回する遊びの話し合いをしました。最後に、写真撮影を笑顔でパシャッ!!台風の曇り空を吹き飛ばすほどのみんなの笑顔でした。
10月9日(金)業間休み、企画委員会が中心となって、運動場にわんぱく班(異学年交流班)24の班が集まりました。1・4・6年生と2・3・5年生で構成されていて、6年生、5年生が中心となります。説明の後、順に学年と名前、好きな食べ物や遊びなどの自己紹介をし、次回する遊びの話し合いをしました。最後に、写真撮影を笑顔でパシャッ!!台風の曇り空を吹き飛ばすほどのみんなの笑顔でした。
10月6日(火)、6年生はSTEAM教育推進事業として、兵庫県立大学大学院生命理学研究科准教授(理学博士)園部誠司先生を講師として、「アメーバの観察」の授業をしていただきました。STEAM教育とは、「Science」、「Technology」、「Engineering」、「Art」、「Mathematics」のそれぞれの頭文字を取った、科学・技術・工学・芸術・数学の教育分野を総称した言葉で、これらの各教科での学習を実社会での課題解決に生かしていくための教科横断的(総合的)な教育のことです。今後迎えるグローバル社会やAI時代に適応できるように、「自分で学び、自分で理解していくこと」、つまり、論理的思考力や問題解決能力といった能力を身につけさせ、高めていくということめざしています。
園部先生から細胞についての説明やアメーバの増え方などのお話を聞いたり、スポイトでスライドガラスにのせたアメーバを顕微鏡で観察したりする子どもたちの顔は、興味津々で、熱中していました。また、アメーバにえさをやると、アメーバの体内でえさが動いている様子まで観察でき、驚きの声が上がっていました。
授業後に、サポートに来られていた大学生2人に生命理学研究の分野に進んだきっかけを聞くと、小さい頃から生物が好きだったことや、高校の時に大学のオープンキャンパスに行き、観察などの体験をし、興味をもったことなどを話されました。
園部先生も小学生時代の様々な体験の大切さを話されました。子どもたちが自分の将来に向けてのキャリア教育の視点でも、意義深い授業になりました。
好天に恵まれた10月2日(金)、自然学校(自然体験活動)の2回目です。児童代表が挨拶をし、バスは宍粟市へ。原観光りんご園に到着。まずは、りんご栽培のお話を聴きました。宍粟市波賀町でりんご栽培が始まった理由や栽培しているりんごの種類、りんご栽培の仕方と気をつけていることなどについて、わかりやすく、そして、楽しくお話をしていただきました。みんなとても熱心に聴き入っていました。そして、りんご栽培をされておられる方々の思いや願いを感じることができました。お話の後には、とてもよい質問が出ました。次に、おいしいりんごの見分け方と採り方を教えていただき、りんご狩り体験です。種類は、ジョナゴールドと王林の2種類。おいしそうなりんごを笑顔で選んでいました。1つは食べて、1つは家族へのおみやげ。流水で洗い、丸かじりをしているあちらこちらから、「おいしい!」の声。りんご園の方は、その様子と感想をとても喜んでおられました。NHKの取材があり、りんご狩りをしている様子を撮影したり、インタビューをされたりしました。りんご狩り体験やりんごの味の感想を上手に伝えていました。最後に、無添加のりんごジュースをいただきました。りんごが凝縮されたような甘さとさっぱりした後味のあまりのおいしさにみんな驚いていました。
りんご園の方々とお別れをし、次に向かうのは引原ダム(音水湖)のカヌークラブ。木々の緑と日の光に照らされた湖面の輝きが広がるとても美しいところです。その景色を満喫しながら、お弁当をおいしくいただき、午後からの活動開始。インストラクターの方々に挨拶をし、カヌー(カヤック)教室のスタート。体操をし、ライフジャケットを着て、準備完了。カヤックの乗り方やパドルの漕ぎ方、注意することなどを教えていただきました。そして、協力して、カヤックを運び、一人ずつ順番に乗り込んでいきました。はじめは、ぎこちなかったパドルの動きも次第に上手に動かせるようになってきました。だんだん慣れてくると、カヤックは湖面を滑るように進むようになりました。みんな気持ちよさそうにパドルを漕いでいました。
あっという間に終了の時刻。みんなで片付け、お礼を伝え、音水湖を後にしました。学校到着後、児童代表の挨拶で、一日の活動を振り返り、帰路につきました。お家の人には、おみやげ話に加えて、りんごのおみやげもありました。18:30からのNHK「Live Love ひょうご」でりんご狩りの様子が放送され、楽しく、おいしかった思い出を振り返ることができました。保護者の皆様には、急な事故渋滞により、帰校が遅くなりましたが、お迎えをいただき、どうも有り難うございました。感謝申し上げます。
「天高く馬肥ゆる秋」暑かった季節は移り変わり、朝夕の空気や虫の音などから秋が感じられるようになりました。稲穂も実り、太陽に照らされて、金色に光っています。稲刈りも進んでいます。「実りの秋」を迎えました。秋は、「読書の秋」、「スポーツの秋」、「芸術の秋」・・・とあるように、何をするにも好季節です。子どもたちには今まで以上に一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。
さて、5年生が自然学校(自然体験活動)、3年生が環境体験学習を行い、自然の中でしかできない活動を通して、様々な学びや気づきがありました。また、9月24日には、6年生が奈良に修学旅行に行き、歴史と文化を大切にする心情や協力の心、公共マナーなどを培う機会になりました。いずれも子どもたちが元気に参加し、充実した活動にすることができました。
今月は、運動会を予定しています。新型コロナウイルスの影響で、感染防止の対応により制限されている中ではありますが、「みんなで創り上げる」、「最後までやりとげる」など、子どもたちの成長につながるようにしていきたいと考えています。また、日々の様々な学習や体験の機会を通して、子どもたちが自分自身を見つめ直したり、周囲の人とつながることの大切さを実感したり、可能性の幅を広げたりして、一段と成長する機会にしてほしいと願っています。今月も引き続き、健康管理・観察や感染防止の対応を含め、ご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
先週末まで各学年で実施した竹馬大会。歩く距離が伸びたり、タイムが速くなったりするなどこれまで練習をしてきた力が発揮できたことと思います。なかなか思うようにいかなかったという人もいたと思いますが、練習してきた力は蓄えられています。竹馬を自宅に持ち帰った後も安全な場所で遊んだり、練習をしたりして、さらに親しめるようになれば幸いです。大会では、自分の記録に加えて、友だちへの応援や声かけ、竹馬を持っての支援をしていた姿がありました。神岡の子どもたちの素晴らしいところです。ご家庭でのご支援ご協力どうも有り難うございました。
9月18日(金)、6年生の教室に笑顔が溢れていました。修学旅行の事前学習として、龍野歴史文化資料館の新宮義哲さんを講師として、奈良の見所や歴史的建造物などについてお話をしていただきました。法隆寺が世界最古の木造建築である理由や回廊の柱の形、当時の大工が使っていた道具類、大仏、奈良公園の鹿などについて、教科書には載っていない話に加えて、奈良時代に作られた建築物の瓦や木簡、仏像の実物を持ってきて、見せてくださいました。楽しいお話の中にも、歴史を身近に感じることができ、修学旅行への楽しみにつながりました。そして、連休明けの23日(水)の一斉下校時、6年生児童代表が修学旅行に行くことを伝え、6年生の「行ってきます。」の声に、「いってらっしゃい。」とみんなが答えました。
9月24日(木)、台風の進路や影響が心配されましたが、東に逸れたことで、予定通り、修学旅行を実施しました。体育館ステージ前に掲示された大仏様の顔の前での出発式。児童代表が挨拶をし、保護者の方々の見送りの中、奈良に向けて出発しました。
法隆寺から始まり、奈良公園での東大寺や二月堂、三月堂、春日大社、南大門(金剛力士像)・・・歴史の舞台である現地に行き、その場に立ち、「本物」を見たり、五感を通して感じたり、当時を想像したりして、学習を深めることができました。中でも、大仏殿に入り、大仏様を目の当たりしたときには、その大きさと本物がもつ迫力に思わず「うわーっ。」と声が上がるほどの驚きようでした。また、事前学習で学んでいたことを友だちと興味深く、探っていました。そして、ガイドさんの話を聞いて、熱心にメモをとっていました。正に「今、このとき、ここで」歴史にふれ、生きた学習になりました。
昼にはおいしく食事をいただき、その後の買い物では、「誰に・・・」と思い浮かべながら、嬉しそうにおみやげを選んでいました。また、食欲旺盛な鹿の様子に喜んだり、怖がったりして、楽しいひとときを過ごしました。
午後からの工芸体験では、奈良特産である蚊帳生地のハンカチにグラデーションのべんがら染めをしたり、神の使いといわれる鹿の角を入れたアクセサリーを作ったりしました。できあがっていく喜びが表情に表れていました。ものづくりを通しても、歴史や文化にふれることができました。また、ならまち散策では、町屋の建物や家々の軒下に吊るされている「身代わり申」を見たり、くらしに根付いた文化を紹介する奈良町資料館や陰陽師に関わりのある鎮宅霊符神社を巡ったりました。そして、江戸時代のからくりおもちゃを再現し、遊べる体験館では楽しみながら、工夫された仕組みを楽しんでいました。これらの活動の中で、「奈良の良さ」を見つけるとともに、「神岡では?」と振り返ったり、比較したりすることで、ふるさと意識を醸成する機会になりました。
班での活動では、友だちと声をかけ合い、協力し、お互いを思いやりながら過ごしたり、会の司会・進行やそれぞれの場面での挨拶、役割などに責任をもって取り組んだりしていました。見聞と体験を通して、歴史にふれ、友だちと過ごした修学旅行は、6年生として一人一人が修学旅行のねらいをふまえ、感染防止や公共のマナーの意識をもち、みんなでそれらを共有し、行動することで、素晴らしい旅行になりました。
保護者の皆様には、予定より遅い帰校になり、申し訳なかったのですが、無事に帰校し、有意義な修学旅行にすることができました。ご支援とご協力に感謝申し上げます。
委員会の子どもが手際よく手に持ったスキャナーをバーコードに当てています。昨年度、市内小学校の図書室に新しいシステムが導入され、本の貸し借りは、本につけているバーコードと子どもたちそれぞれが持っているバーコードのデータにより、何の本を何年何組の誰がいつ借りたか、いつ返却したかがパソコンに登録されます。これまでしていた借りる本のカードへの記入はしなくて済むようになり、貸し借りに係る時間の短縮化が図れ、利便性が向上しました。また、このシステムにより、昨年から自分が借りた本のリストを見ることができます。代本版は、従来通り、どの場所から借りたかがわかるように使っています。図書室は当番の子どもたちが大休みと昼休みに開けています。現在、図書室の利用は、密を避けるため、貸し借りだけで、読むのは教室としています。借りた本は読書の時間や休み時間などに読んでいます。月一回の定例委員会の時には、図書室の本の整理整頓をしたり、「おすすめの本」コーナーの並べ替えをしたりしています。また、「おすすめの本」を紹介するポスターを低・中・高学年向けにそれぞれまとめて作ったり、「出張図書」として、各学年おすすめの本を選び、かごに入れて、各学級に設置したりしています。「みんなが楽しめ、使いやすい図書室に」、「本を好きになり、たくさん借りるように」という思いで、今日も活動を進めています。
9月15日(火)、3年生は県の環境体験学習として、姫路市伊勢自然の里環境学習センターに行きました。まず、じゃぶじゃぶ池で水生生物の観察。はだしで池の中へ。「いるかな?」植物の根元を網で探っています。網の中を見てみると、動いている生物がいます。「つかまえた!」嬉しそうにバケツに入れていきます。「これ何やろな?」向こうの方では、バケツをのぞき込みながら、友だちと話をしています。好奇心いっぱいで、夢中になっている表情ばかりです。それぞれが捕まえた水生生物を水槽の中に入れ、説明を聞きました。メダカやミナミヌマエビ、タガメ、ゴオイムシ、タイコウチ・・・レアなミズカマキリもいました。熱心に話を聞き、発表もしました。
休憩と着替えをして、次は、植物・森林の観察。ビオトープを見学しながら、絶滅危惧の植物についての話では、かつて水田で多く見られたデンジソウが今や数が少なくなっていることやそれぞれの植物が子孫を残すために知恵を働かせていることなどを教えてもらいました。また、森の中では、自然の山と植林された山の違いなどの話を聞きました。そして、大津茂川の源流からのせせらぎを間近に見た後、中流・下流・海までの写真を見ながら、それぞれの川辺の環境の話を聞きました。ゴミ問題、鳥や海洋生物が食べたゴミ袋・マイクロプラスチック・・・みんなの表情は真剣でした。
その後、お弁当をおいしくいただき、午後の活動へ。スライドを見ながら、絶滅危惧種や食物連鎖、そして、「ハチドリのひとしずく」の話から、一人一人が自然環境を守るためにできることは何かを考えるきっかけをいただきました。体験を通して学んだ知識や考え、友だちの意見からの気づきがこれからの学習や生活にいかされていくと思います。
9月10日(木)一斉下校時、5年生の代表児童が全校生に向けての自然学校(自然体験活動)に行くことを伝えました。5年生みんなの「行ってきます」の声が運動場に響きました。
迎えた9月11日(金)、早朝の開校式。児童代表の挨拶で、気持ちも入り、自然学校のスタートをきりました。保護者の方々の見送りの中、バスに乗り、ハチ高原へ。バスの中ではリーダーさんの自己紹介などで交流しました。
ハチ高原に到着。入所式では、「やまとよ」さんに挨拶をして、活動開始。着替えを済ませ、学級ごとに午前中の活動であるツリーイングと自然観察を行いました。
ツリーイングは、装具(ロープ、ハーネス)を使った木登りです。インストラクターの話を聞き、装具をつけ、ロープをたくっていきます。徐々に慣れてきて、下を見下ろすほどに。視界が変わって、どんな発見があったのでしょうね。
自然観察は、兵庫森のインストラクターの方に教えていただきました。クロモジやオタカラコウ、ナナカマドなど、実際に目の前でその植物や樹木などを見て、色や形を確かめたり、匂いを嗅いだりして、五感を使ってのお話に引き込まれていきました。
降雨のため、高原の景色を見ながら、室内での昼食(お弁当)。おいしくいただきました。午後の活動はイニシアチブゲームに変更。班の力を高める活動です。今日の発見を画用紙に書いたり、フラフープや棒を使ったりしたゲームなどを通して、班で活動をする上で大切なことに気づいたひとときでした。
退校式では、お世話になった方々へお礼をしっかりと伝え、ハチ高原をあとにしました。学校到着。閉校式では、児童代表の挨拶とともに、4名のリーダーさんに感謝の言葉を伝えました。
班のそれぞれの係の仕事や会の司会・進行、活動ごとの挨拶やお礼の言葉など、5年生の子どもたちが役割をしっかり果たそうとして、頑張っていた姿や声をかけていた姿が数多く見られました。自然学校のめあてを共有し、「今、このとき、ここで」という気持ちで、①「未見の我を知る」②「友だちのよさ発見」③「感謝」を体現できた一日でした。気づきや学び、成果と課題が次の活動につながることを期待しています。保護者の皆様のご支援ご協力に感謝申し上げます。今後もよろしくお願いします。
子どもたちは、それぞれの学年での「竹馬大会」に向けて、練習をしています。1年生には、6年生のみなさんが優しく、わかりやすく教えています。さすがでした。他の学年も声をかけあって、教え合っています。神岡小学校の竹馬大会は、昭和49(1974)年頃に始まったようです。体の調整力向上と昔遊びの伝承等を図るために、本校で長きにわたって、継続している行事の一つです。1・2年生は、60m間で歩いた距離、3年生は、60mのタイム計測、4~6年生は、100mのタイム計測です。一歩ずつ一歩ずつ、歩みを進め、上手になってきました。目標に向けて、頑張っています。
*今年度の大会は、保護者の参観は行いません。ご理解の程、よろしくお願いします。