人権学習 行動につながる気づきと共感、知識、正しい判断 

11月25日(水)、全校一斉の人権学習を行いました。内容としては、新型コロナウイルス感染にかかる偏見・差別や地域教材について学習をしました。新型コロナウイルスについては、たつの市民推協作成資料『コロナに負けない、みんなの願い 』や新聞記事などを活用し、「心の感染症にかからないようにするためにどうしたらいいか」、「新型コロナウイルスに関する差別や偏見をなくすためにどうすればよいか」などについて、考えをワークシートに書き、発表をしたり、お互いの考えについて意見交流をしたりしました。そして、知識を得て、正しく判断し、行動することの大切さを学びました。この資料は、全戸配布されていて、11月15日(日)に開催されたたつの市民推協神岡支部リーダー研修会でも使用しました。また、地域教材では、まちのたからものを守る人々の思いや願いを考えました。そして、先人を始め、今、守り続けている人々の思いや願いに共感するとともに、受け継いでいくことの大切さを感じ、次は自分たちが守っていこうという気持ちをもちました。今後も、学校・家庭・地域が一体となって、人権文化溢れる神岡地域へとさらにつながっていくように学習を積み重ねていきます。

 

*龍野地区「人権を考える市民の集い」講演 11月28日(土)赤とんぼ文化ホール

主催 たつの市民主化推進協議会龍野ブロック たつの市教育委員会

演題「新型コロナウイルスに関する偏見や差別解消に向けて」 講師 近畿大学 准教授  村山 綾さん

<非難や差別に加わらないために>

○誰でも感染しうるのだということを意識する。

○自分たちがニュースなどで得られる情報は断片的であるということを認識する。

○自分で、より信頼性の高い情報やデータにふれる機会をもつ。

 

 

 

1年の終わり 2学期の締めくくり 12月

12月を迎え、令和2年もあとわずかとなりました。今年の初め頃からの新型コロナウイルスによる影響が新年度になっても続き、4・5月には臨時休業となりましたが、6月学校再開以降、感染防止の対策を講じながら、7月・8月の授業日を含め、学習の遅れを取り戻してきました。また、できる行事や活動は市教委の指示・連携により、規模や内容などを変更したり、工夫したりしながら進めてまいりました。子どもたちは様々な制限がある中でしたが、確実に成長してきました。特に、学年を越えたつながりは、運動会やクラブ活動、わんぱく遊び、日々の登下校等を通して、少しずつ広がり、深まっていきました。その中心となって活躍する5・6年生は、その態度や表情から最高学年・高学年としての自覚と責任を持ち、成長を見てとれるようになりました。また、他の学年も様々な学習や活動を重ねることで、成長してきました。これからも子どもたちが目を輝かせながら前向きに活動できる場面を大切にしたいと思います。そして、2学期の締めくくりとして、さらに充実した日々を元気に過ごしてほしいと思います。

新型コロナウイルスの感染が増えてきています。引き続き、お子様の健康管理・観察、マスク着用等、ご協力の程、よろしくお願いいたします。また、登下校等、地域で見守りをしていただいている皆様には、日々、子どもたちの安全・安心を支えていただいていますことに心より感謝申し上げます。これから寒くなりますので、健康に留意していただきながら、何卒ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

4年生 手話と点字の体験

4年生が福祉学習として、手話サークル「あゆ」の方々に手話を、点字グループ「ありんこ」の方々には点字を教えていただきました。手話では、その必要性を考えるきっかけとして、「もし、耳が聞こえなかったら、朝起きてからどんなことで困るか?」を発表していきました。「目覚ましの音が聞こえない」、「あいさつの声が聞こえない」、「自動車や自転車の音が聞こえない」、「授業で先生や友だちの話が聞こえない」など、普段の生活のときのことだけでなく、「まわりの人の危ないの声が聞こえない」、「災害の時、逃げ遅れる」、「避難所で情報がわからない」など、緊急時に命を守ることの難しさについても次々と出されました。子どもたちの顔がさらに真剣になっていきました。次に、「耳の聞こえない人にそのような場合に、どんな方法で伝えるか?」を考えました。「筆談」、「空書」、「身振り」などを実際に体験し、その中に、「手話」が出てきました。「おはよう」、「こんにちは」、「ありがとう」、「学校」、「友だち」、「勉強」などの手話を教えていただき、文になったときにはそれらを組み合わせることもしていきました。

点字では、まず「身のまわりで、点字が使われているもの」について、知っていることを発表していきました。食品の入れ物、洗濯機のボタン、メニュー表など、次々と出されました。子どもたちは、日常生活の中で点字をよく見ていました。次に、点字板の仕組みと五十音のきまりを学びました。そして、言葉を実際に打っていきました。子どもたちは、その規則性をすぐに覚えて、次々と打っていきました。また、透明のシールに自分の名前を点字で打ち、それを名札に貼りました。さらには、「スイミー」のお話など点字で書かれている本や迷路なども見せていただきました。

手話と点字、子どもたちは普段の生活の中でも見たことがありましたが、実際に体験することで深く理解することができました。そして、障害のある方々が生活をする上でとても大切なものであることに気づきました。

 

 

 

 

 

 

5年生 革細工(トレイ作り)を体験

たつのの三大産業の一つである皮革。11月17日(火)、5年生がたつの革細工協会代表理事の竹本富浩さんをゲストティーチャーとしてお招きし、革細工をしました。まず、背割りした牛の革や毛がついている馬の皮などを見せていただきながら、革の種類や特性などについてわかりやすくお話をしていただきました。子どもたちは質問をしたり、実際に革を触ったりして、興味深く聞き、学んでいきました。その後、トレイを作りました。革の感触を手で感じながら、アルファベットや模様などの刻印棒を選び、革を水で湿らせたところに置き、木槌で叩いて型を押していきました。自分のイニシャルや模様を組み合わせてデザインし、その後、まわりを水で濡らしてトレイの形に折り曲げ、仕上げました。素敵な作品の数々。子どもたちはとても満足そうな表情で、友だちと作品を見せ合っていました。

 

 

 

6年生 人間関係づくりプログラム

11月20日(金)、たつの市教育委員会主催「6年生人間関係づくりプログラム」を大阪府青少年活動財団の後藤聖司さんをお招きして行いました。例年は龍野東中校区の3小学校の6年生が集まり、中学校に入る前によりよい関係作りのきっかけにするために実施していましたが、今年度は新型コロナウイルスのため、各小学校での開催となりました。そのため、「6年生が今の友だち関係をさらによくしたり、学級の雰囲気をより高めたりして、卒業や中学校生活に向けての人間関係づくりを図っていく」という趣旨で行いました。はじめは緊張していた子どもたちでしたが、活動が始まると、次第に気持ちがほぐれ、生き生きと楽しみながら様々なアクティビティ(活動)を行いました。感染防止のため、密を避けたアクティビティ(活動)として、相手に必要な情報をジェスチャーだけで伝えて整列する活動や友だちと協力してフラフープを動かしたりする活動などでした。お互いによく知っているはずの友だち同士でしたが、子どもたちの表情や姿から、新たな発見があったり、仲が深まったりした様子でした。これからの様々な学習や活動、生活の場面などにつながっていくと思います。

 

 

4・5年生 認知症キッズサポーター養成講座

11月20日(金)、たつの市健康福祉部地域包括支援課とボランティアの方々から、4・5年生が「認知症キッズサポーター養成講座」の授業を受けました。まず、「認知症はどんな病気なのか」、「どんなことが起こるのか」などについて教えていただきました。みんな真剣に聞いていました。そして、認知症の方の気持ちを考え、劇を通して、よりよい支援の方法についてわかりやすく教えていただきました。最後に認知症サポーターの証であるオレンジリングをいただきました。認知症の方が前向きに生活するためにはどうすればよいのかをみんなで考え、まわりの理解や支援として、声かけや手助けができるようにしていくよい機会になりました。ご家庭の話題にしていただければ幸いです。

オープンスクール中止のお知らせ

平素は、本校教育の進展にご支援ご協力を賜り、誠に有り難うございます。現在、兵庫県内の新型コロナウイルス感染者数は、連日100人を超え、県の警戒指標が「感染拡大特別期」に引き上げられました。龍野健康福祉事務所管内においても感染者が急増している状況です。つきましては、児童と保護者の皆様の健康を最優先に考え、11月25日(水)・26日(木)のオープンスクールは中止とさせていただきます。ご予定をされていました保護者の皆様には急な連絡で誠に申し訳ありませんが、何卒ご理解とご協力をよろしくお願いします。

*27日(金)の校内マラソン記録会は、予定通り、保護者参観はなしで、校内にて実施します。引き続き、お子様の健康管理・観察をよろしくお願いします。

*本日(11月24日)、午前中にメール送信をさせていただいております。

11月 深まる秋 成長する姿 

11月下旬になりました。校庭の色づいた木々の葉は、日の光に照らされて、色鮮やかさに輝きが加わり、とてもきれいです。風に舞ったり、地面に落ちたりした紅葉の側で、子どもたちが笑顔で遊んでいます。様々な場面での友だちや異学年の児童との関わり、受け持っている役割・仕事への責任感など、子どもたちの成長している姿があります。学習面では、問いに対して考えを深めたり、考えや思いを書いたり、意見を伝えたりして、学んでいます。また、今月はいもの収穫や図書館訪問、認知症キッズサポーター講座、太鼓・革細工作り、人間関係づくりプログラムなど体験や交流を通した学習を進めています。運動面では、校内マラソン記録会に向けて、体育の授業前始めの時間にかけ足をしています。今年度のオープンスクールは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、25日(水)・26日(木)1~3校時(8:40~11:25)に保護者のみの参観として行います。また、25日(水)2校時(9:30~10:15)は、全校道徳(人権)学習を実施します。両日は、マスク着用、後日配布の検温記入の参加票・スリッパ持参で、廊下から密にならないように譲り合って、お願いします。また、校内マラソン記録会は運動場で実施し、保護者の参観は行いません。ご理解ご協力の程、よろしくお願いします。引き続き、お子様の健康管理・観察とマスクの着用等、ご協力の程、重ねてお願いします。

委員会紹介④ ガーデニングフラワー委員会(整美・園芸委員会)

「植物も暑いだろうな。」そんなことを思いながら、ガーデニングフラワー委員会の子どもたちが汗をかきながら、植物に水をやっていた夏から秋へ、そして、冬へと季節は移り変わっていきます。運動場西側の花壇を中心に、体育館前のプランターなどの水やりを続けてきました。委員会の活動により、植物は生き生きと育ち、今はガザニアなどきれいな花を咲かせています。また、これから来年の春に向けて、チューリップの球根などを植えたりします。整美としての活動としては、そうじ道具入れの点検をしています。掃除をすることで終わらずに、片付けまでしっかりできて、掃除が終わります。「最後まで仕上げる」その気持ちが育ってきています。「園芸」も「整美」も、どちらの活動も「学校の美化運動」につながっています。みんなの学校を一人一人の心がけと行動で美しくしていこうと、校舎などの各場所の掃除をしたり、花の栽培をしたりすることで、「学校の命」を輝かせ、その思いが脈々と伝わることで、それが神岡小学校のよき伝統へとつながっているのです。

 

さつまいもの収穫 豊作に大喜び 

1年生、2年生がさつまいもの収穫を行いました。学校西側の畑をお借りして、今年は、5月の臨時休業期間中に職員で畑の草刈りや整地、そして、さつまいもの苗植えをしました。長靴をはき、スコップをもって集まった子どもたちは「とれるかな。」、「大きいおいもがあるかな。」など、期待感いっぱいの表情でした。注意事項を聞いて、さっそく掘ってみると…。あちらこちらから、「とれた!」、「大きい!」、「すごい!」など驚きと喜びの声があちらこちらからあがりました。大きないもを持ち上げ、カメラに向かって、ポーズする表情はとても嬉しそうです。実りの秋の豊作でした。収穫をした後、みんなで分けて、家に持ち帰りました。さつまいものつるは、クリスマスのリース作りに使うため、置いています。次の活動につながることが楽しみですね。