6年生 車椅子バスケットボール体験

12月16日(水)、6年生は「チームWeB」の方々から、車椅子バスケットボールを教えていただきました。まず、生活で使用されている介助用車椅子と競技用車椅子の違いやそれぞれの利点について、実際に見比べながら、教えていただきました。子どもたちは、競技用車椅子が、バスケットボールという競技に適した工夫がされていることに驚いていました。次に、車椅子の介助の仕方を体験を通して振り返るとともに、選手の方々が車椅子をどのように扱っておられるのかを見聞きしました。その後、競技用車椅子の乗り方や動かし方などを教えていただき、まっすぐ走ったり、ボールを使ってドリブルをしながら動かしたりして、難しさを感じながら、少しずつ慣れていきました。また、シュート練習では腕の力だけではなかなか思うようにボールが飛ばないことに気づきました。そして、チームに分かれて、試合をしました。パスをつないだり、ドリブルをしたり、シュートをしたりして、短い練習とは思えない程、教えてもらったことを試合の中で使おうとしていました。チーム同士の試合の後は、選手の方2名と希望者7名との試合をし、選手のプレーの速さと正確さ、技術の高さに自然と拍手が起きました。体験を終えた後、選手の方々に日々の生活のことや車椅子バスケットボールとの出会いなどについて、次々と質問をしました。今回の体験の前に子どもたちは事前学習として、調べたり、考えたりしていたことで、実際の体験や交流を通して障がい者スポーツについての理解をさらに深め、スポーツが選手の方々にとって、楽しみや生きがいにつながっていることを実感することができました。