6年生に思いを込めて 「送る会」開催

3月5日(金)、「6年生を送る会」を開催しました。5年生が中心となって企画し、1~5年生の代表が代表委員会で話し合い、進めてきました。今年度は、各学年の教室に5年生が分かれ、6年生3、4人を招待して行う形式をとり、校内放送も一部使いました。まず、各教室にいる5年生が司会進行、開会の言葉、そして、神岡小の集会と言えば現れる「神レンジャー」が、テレビの画面から登場しました。今年1年の振り返りと、今日の送る会を成功させようというお話でした。「6年生を送る会」のスローガンと全校生へのメッセージを入れ、TV番組さながら、楽しい中にみんなに伝わる内容になっていました。その後、5年生による企画の「にがお絵ゲーム」では、教室の列ごとに6年担任の2人の先生のにがお絵を一人ずつ「輪郭」、「目」、「鼻」・・・と協力しながら描いていきました。個性豊かなにがお絵ができあがり、教室に笑顔が広がりました。続いて、各学級で考えたゲームで6年生と一緒に楽しみました。6年生の嬉しそうな表情と、1~5年生の喜んでもらえたことを満足そうにしている表情が印象的でした。

楽しいゲームの後は、各学級からの6年生に向けた言葉とプレゼントを贈りました。最後は、6年生からみんなに向けて、順に挨拶をして、なごりが惜しい中、閉会となりました。

中心となって活躍した5年生の意欲が光っていました。6年生は、3月に入り、卒業式の練習が始まり、「卒業」を意識することになり、この「6年生を送る会」でさらにそれは強まったように思います。卒業までの残りの日々を6年生とともに、みんなが大切に過ごし、思い出を増やしてほしいと願っています。

 

 

今年度の最終月 3月 次のステージのために

暖かな日差しが春の訪れを知らせてくれます。いよいよ今年度の最終月、3月です。保護者の皆様には、緊急事態宣言中も新型コロナウイルス感染予防として、健康管理・観察やマスク着用、手洗い等、ご理解とご協力を賜り、有り難うございます。引き続き、感染予防にご協力をよろしくお願いいたします。また、地域の皆様には、子どもたちの安全のために、見守り等、ご支援いただいておりますことに感謝申し上げます。

学年のまとめも大詰めに入りました。6年生にとっては、卒業までの日数が日一日と減っています。希望と不安が入り交じった気持ちだと思いますが、自分自身の6年間の総仕上げをするとともに、神岡小のよき伝統を伝え、「有終の美」を迎えてほしいと思います。そして、中学校へとつないでほしいと願っています。1~5年生も、4月からの次の学年につながるように、そして、新1年生を迎えられるように、学習面、生活面を見つめ直して、頑張ってほしいと思います。今月もご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 

 

代表委員会での月目標 「学校をきれいに」

昼休みが終わるチャイムが鳴りました。子どもたちがそれぞれ自分の掃除分担場所に移動します。掃除開始までに、移動・準備の5分間がありますが、すでに掃除を始めています。チャイムが鳴り、放送で、「もくもくタイムの始まりです」とアナウンスがありました。黙々と集中しての清掃活動です。

代表委員会で決まった月目標「1年間お世話になった学校をきれいにしよう」に取り組んでいます。教室や特別教室、廊下、階段、靴箱、運動場、溝、門付近、玄関などを熱心に掃除しています。

 

第37回 少年の主張大会 開催

「ただ今より、第37回少年の主張大会 低学年の部を開会いたします。」

司会をする6年生児童2名の声が校内に響きました。第37回を数える歴史と伝統ある大会は、神岡小学校区青少年育成協議会・神岡小PTA・神岡小学校が主催の行事です。目的としては「保護者・家族・地域住民が子どもの立場からの意見を聞くことにより,青少年への関心を高め,家庭・学校・地域が一体となって青少年の健全育成を図る。」、「友だちの考えや意見を聞くことにより,自尊心や向上心を育てる。」ことです。そして、大きなテーマとしては、「青少年健全育成に関するもの・地域に目をむけたもの・友だち・自分自身の努力やがんばり 」となっています。今年度は、体育館に全校児童が集まれないため、青少協運営委員会での協議において、「校内放送で実施」ということになりました。

2月24日(水)は低学年の部、25日(木)は中学年の部、26日(金)は高学年の部として、チャレンジタイム(15分間の学習タイム)を使って、3日間に分けた主張大会でした。低・中・高とそれぞれのテーマに沿って、全員が主張文を書き、その中から、各学級代表1名を選出しました。代表児童は、当日に向けて、練習を重ね、リハーサルも行いました。

初日の低学年は、漢字練習や計算、なわとび、ピアノを頑張る気持ちや、家で飼っていた犬への愛情がひしひしと伝わる主張でした。2日目の中学年では、妹への優しい気持ちや違いを認め合って暮らすことの大切さ、言葉の使い方で大切なことについて、思いや考えがしっかりと伝わる主張でした。高学年では、コロナ禍の中で気づいた大切なことや、差別や偏見についての考え、自分の将来への夢など、思いや願いが心に響く主張でした。高学年の講評は、神岡小学校区青少協の山口陽司会長がされました。そして、3月8日(月)に山口会長から表彰をしていただきました。

校内放送で顔が見えないことで、例年以上により集中して主張に耳を傾け、心で聴くことができたようです。主張者がいる放送室にも聞こえるぐらいの大きな拍手が届きました。

 

 

 

 

教室の机・椅子が新しくなりました

2月22日(月)、子どもたちの机と椅子が新しくなりました。机は、今の教科書サイズに合わせた広い天板になり、机・椅子ともに高さを調整できます。その前週の19日(金)、これまで使ってきた机・椅子への感謝として、「ものに宿る思いや願い」について、各担任の先生から文面を読んでもらいました。「身のまわりにある鉛筆や消しゴム、ランドセル、大切に使っていますか?」、「イチロー選手は、『野球が上手くなるには道具を大事にすることです』と語っています。」、「仕事や職種は違っても、働く方々は道具を大切にされています。」、「ものには、様々な方の思いや願いが宿っています。」という内容です。帰る前に、「ありがとう」の感謝の気持ちで、机の中のものを出したり、ぞうきんで拭いたりしました。新しい机と椅子になってもこの気持ちは持ち続けて、次へ、次へと送っていきたいと思います。

 

委員会紹介⑥ 元気もりもりたくさん委員会(保健・体育委員会)

「みんな、元気かな?」元気もりもりたくさん委員会では保健と体育的(スポーツ)活動の2つの活動があります。保健の活動としては、毎朝、各学級で調べられた健康観察カードをもとに、保健室前の出欠ボードに記録をしています。また、みんなが元気に登校したり、学習や生活ができたりするように、「健康な生活を送ろうスタンプラリー」を実施しました。項目は①外で元気に遊んだ ②手洗いをした ③廊下を歩いた ④マスクをつけていた です。学級みんなで取り組めるように、各学級に行って、説明をしました。また、全校生が「元気もりもり」な学校生活を送れるように、大休みの時間に、運動場に出て遊ぶことを校内放送で呼びかけています。運動場では、遊具を使って遊んだり、鬼ごっこやなわとび、鉄棒など、笑顔いっぱいで遊んでいます。体育的(スポーツ)活動の内容としては、一輪車の置き方をそろえたり、竹馬大会の時には、各学年の竹馬の置き場所を設置し、並べたりしました。新型コロナウイルスの影響で、イベントができないのは残念ですが、「元気もりもり」の名前の通り、朝、みんなが元気に登校し、楽しく、怪我なく学校生活を送り、そして、次の日も「健康で!元気もりもりで!」の願いをもって、活動をしています。

行く 1月 逃げる 2月 学年のまとめと次学年に向けて

早いもので、ついこの前には新年の挨拶を交わしたと思っていたのに、もう2月に入りました。「立春」とは名ばかりで、寒い日が続いています。そのような中でも、ちらほらと梅のたよりが聞かれ、ジンチョウゲのつぼみもふくらみ始めています。

保護者の皆様には、緊急事態宣言が発出され、延長になった中、新型コロナウイルス感染予防として、健康管理・観察やマスク着用、手洗い等、ご理解とご協力を賜り、有り難うございます。また、現在の状況下、行事予定の変更がありますこと、何卒ご理解の程、お願いいたします。地域の皆様には、寒い中にも関わりませず、子どもたちの安全のために、見守り等、ご支援いただいておりますことに感謝申し上げます。

子どもたちは、学年のまとめと次の学年に向けて、学習を進めたり、復習をしたり、生活を見つめ直したりしています。また、代表委員会の話し合いで、「新型コロナ感染予防をしよう」と呼びかけています。休み時間には、寒風をものともせずに、運動場で元気に遊んでいます。コロナ禍の中ですが、子どもたちの明るい表情、前向きな心と姿を見る度に、元気をもらいます。ご家庭でもこのようなことがあるのではないでしょうか。「教育」を「共育」や「響育」とあてた言葉があります。「共育・・・子どもと共に大人も育つ」、「響育・・・心と心が響き合って育つ」という意味です。この時期に、改めて振り返ってみる視点であり、そして、来年度に向けて大切にしたいことであります。引き続き、感染防止対策を進めるとともに、一層のご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。

 

龍野東中学校入学説明会について

現在、兵庫県に「緊急事態宣言」が発出されていますが、たつの市教育委員会との協議により、2月5日(金)の龍野東中学校入学説明会は、今年度は感染対策により神岡小学校体育館にて、予定通り、実施されます。

つきましては、当日、検温をされ、マスク着用とスリッパ持参、暖かい服装にてご来校ください。また、会場である体育館入り口には、非接触型体温計と手指消毒用スプレーを用意していますので、ご利用ください。発熱等、風邪の症状がある方はご遠慮いただくとともに、学校(教頭)までご連絡をお願いします。詳細につきましては、事前にお渡しをしております文書にてご確認ください。

また、入学説明会後、引き続き、6年生学年懇談会を開催します。なお、急な変更がある場合には、担任からの連絡や学校HPを通して、お伝えをいたします。よろしくお願いします。

委員会紹介⑤ ハッピースター放送局(放送委員会)

「おはようは、パワーをくれる朝の声 今日も1日元気よく!みなさん、おはようございます。○月○日○曜日。朝の放送を始めます。」毎朝、元気が出る曲と明るい声のアナウンスが学校に響きます。「ハッピースター放送局(放送委員会)」です。その後、「手洗いをしっかりしましょう。」や「外で元気に遊びましょう。」など今日の一言が続きます。朝の他、業間休み、給食後の昼休み、そして、掃除の時間の、1日に4回放送をすることで、みんなが元気に、気持ちよく生活できるように、放送を通して学校生活のリズムを作っています。「伝えたいことがしっかりと伝わるように」と、マスク越しですが、口を開けて、はきはきとした声でアナウンスをすることを心がけています。また、先生方に、好きな教科や好きな場所、特技などのインタビューをビデオで撮影して、放映もしています。テレビ番組のようで、インタビューをする子どももインタビューをされる先生も緊張気味で進めている姿が微笑ましいです。しかし、本番前の練習の成果が発揮され、NGはほとんどなく、撮影ができていることに感心します。最近は、ラジオ番組風にキャスターとして登場し、先生をゲストとして迎え、インタビューをしています。これからも放送を通して、「ハッピースター放送局」の名前のようにみんなが楽しくなる「幸せ」を届け、生き生きと明るく、「星のようにキラリと光る」生活につながる放送を楽しみにしています。

 

 

 

1.17は忘れない 阪神・淡路大震災から26年

1月15日(金)、地震を想定した避難訓練を行いました。それは、今から26年前である平成7年(1995年)1月17日(火)午前5時46分に発生した「『阪神・淡路大震災』を忘れない。その教訓を伝えていく。活かしていく。」という思いです。事前に、『あすにいきる』(発行 兵庫県教育委員会)などを使った学習を行い、震災の様子を知り、被災された方々の思いや願いから感じたり、考えたりしました。そして、学習したことをもとに「自分はどのように行動するか。」を心にとめて、訓練に臨みました。避難する子どもたちは真剣でした。全員の避難が完了後、訓練や地震の話をし、黙祷を行いました。1.17からあけた今日、テレビ等から震災や追悼式などに関する情報を見たり、家庭で話をしたりした子どもたちがいました。当時を知る人の年齢が高くなっている中ですが、震災の恐ろしさや人と人との助け合いの大切さ、防災・減災への準備等について、伝えて、活かしていくことが重要になっています。