4年生「認知症キッズサポーター養成講座」

3月10日(木)、たつの市健康福祉部地域包括支援課とボランティアの方々から、4年生が「認知症キッズサポーター養成講座」の授業をリモートで受けました。まず、「認知症はどんな病気なのか」、「どんなことが起こるのか」などについてお話を聞きました。みんな真剣に聞いていました。そして、劇を通して、認知症の方の気持ちを考え、どのような声かけや手助けをすればよいのかを気づきとともに、わかりやすく教えていただきました。「認知症は何歳からなるのか」など、積極的な質問もあり、認知症の方が前向きに生活するためにはどうすればよいのかをみんなで考え、まわりの理解や支援について学ぶよい機会になりました。認知症サポーターの証であるオレンジリングをいただいています。ご家庭の話題にしていただければ幸いです。

毎日の登下校 見守ってくださる方々へ 感謝の思いを

3月7日(月)、児童の登下校を見守ってくださっている皆さんを代表して、地域や西鳥井・大住寺駐在所の4名の方々をお招きして、「感謝の会」を開催しました。1年を通して、暑い日も、寒い日も、雨の日も、毎日、見守ってくださっていることへの感謝の思いを作文に書き、文集にしました。そして、6年生児童が司会進行を行い、代表児童がお礼の一言を添えて、文集と花束を渡しました。その後、4名の方々から日頃の登下校の様子で感じられていることや大切に思われていることをお話していただきました。これからも地域の多くの方々が見守ってくださっていることに感謝の気持ちをもってあいさつをし、安全に登下校をすることが何よりも恩返しになります。毎日が『感謝の会』になるように・・・。

 

 

今年度のしめくくり 3月 次のステージにつなぐ

春の訪れを暖かな日差しが知らせてくれるようになりました。啓蟄の頃を迎えました。いよいよ今年度の最終月、3月です。

学年のまとめも大詰めに入りました。6年生にとっては、卒業までの日数が日一日と減っています。希望と不安が入り交じった気持ちだと思いますが、自分自身の6年間の総仕上げをするとともに、神岡小のよき伝統を伝え、「有終の美」を迎えてほしいと思います。そして、中学校での生活につながるようにしてほしいと願っています。1~5年生も、4月からの次の学年につながるように、そして、新1年生を迎えられるように、学習面や生活面を見つめ直して、頑張ってほしいと思います。

現在、兵庫県はまん延防止等重点措置の再延長の中にあります。保護者の皆様には新型コロナウイルス感染拡大防止として、健康管理・観察やマスク着用、手洗い等、ご理解とご協力を賜り、有り難うございます。引き続き、ご協力をよろしくお願いいたします。また、地域の皆様には、子どもたちの安全のために、見守り等、ご支援ご協力いただいておりますことに感謝申し上げます。今月もご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 

 

 

第38回少年の主張大会 開催

神岡小学校区青少年健全育成協議会と神岡小PTA、神岡小が主催の少年の主張大会は、第38回を数える歴史と伝統ある行事です。第1回で小学6年生だった児童は、50歳になっておられます。昨年度は、Wi-Fiの整備前であったため放送にて行いましたが、今年度も運営委員会での協議をし、コロナ対策により、低・中・高学年の3日間に分けて、学年部は体育館で聞き、それ以外の学年はリモートにより教室で視聴するという併用の形で実施しました。低・中・高のそれぞれのテーマに沿って、全校児童が書いた主張文の中から、各学級代表1名が自分の考えや思いを落ち着いて伝えることができました。聞いている児童は、自分の考えと比べながら、しっかりと聞いていました。また、6年生児童が舞台上の懸垂幕に主張者名と演題を書いたり、司会進行を行ったりしました。それぞれ素晴らしい力を発揮して活躍しました。講評は、神岡小校区青少協会長の山口陽司様とたつの市教育委員会の先生からいただきました。今年度も発表者の原稿は清書して文集にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度最後のわんぱく遊び

2月17日(木)の業間、今年度最後のわんぱく遊びをしました。わんぱく班で6年生と遊ぶのもこれが最後。大縄やおにごっこ、ドッジビー、ドッジボール、だるまさんが転んだなどで楽しみました。運動場いっぱいにみんなの笑顔が広がりました。

行く1月 逃げる2月 学年のまとめと次学年に向けて

ついこの前には新年の挨拶を交わしたと思っていたのに、早いもので、もう2月も中旬になりました。「立春」とは名ばかりで、寒い日が続いていますが、ちらほらと梅のたよりが聞かれ、ジンチョウゲのつぼみもふくらみ始めています。

進学や入学に関わる行事等が予定されている今月ですが、新型コロナウイルスオミクロン株による感染者数が増え続け、まん延防止等重点措置が適用された中、感染の広がりが心配されます。保護者の皆様には、健康管理・観察やマスク着用、手洗い、学校への連絡等、ご理解とご協力を賜り、有り難うございます。現在のこの状況下、今後の行事予定に変更がありますこと、何卒ご理解の程、お願いいたします。地域の皆様には、この時期、大変寒い中にも関わりませず、子どもたちの安全のために、見守り等、ご支援いただいておりますことに感謝申し上げます。

子どもたちは、学年のまとめと次の学年に向けて、学習を進めたり、復習をしたり、生活を見つめ直したりしています。休み時間には、寒風をものともせずに、運動場で元気に遊んでいます。

「教育」を「共育」や「響育」とあてた言葉があります。「共育・・・子どもと共に大人も育つ」、「響育・・・心と心が響き合って育つ」という意味です。この時期に、改めて振り返ってみる視点であり、今後に向けて大切にしたいことであります。今月も引き続き、ご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

3年生 昔の道具体験

1月27日(水)、3年生がたつの市歴史文化資料館の出前授業として、昔の道具体験を行いました。燈明や和ろうそく、行灯などの昔の灯り、あんかなどの暖房器具、羽釜やおひつ、ちゃぶ台など、初めて見るものへの興味とそれぞれの工夫、進化への驚きで子どもたちはとても嬉しそうでした。また、石臼に大豆を入れて、自分たちでひいて、きなこになっていくのもとても興味深かったようです。様々な学びの中で、昔の人々の知恵への尊敬や便利になっている今のくらしへの感謝の気持ちをもちました。

 

5年生 太鼓づくり

1月18日(火)、5年生が太鼓屋六右衛門さんを講師に迎え、太鼓づくりを教えていただきました。まず、六右衛門さんが太鼓づくりを始めるようになった経緯や太鼓づくりの仕事などについて話されました。六右衛門さんはご自身の経験から、「ありがとう」の感謝の気持ちを相手にしっかりと伝えていくことの大切さを話されました。そして、太鼓づくりでは「牛の命に感謝をする」「太鼓を作るときの心持ちが大切」と話され、子どもたちはそれらを感じながら、「職人さん」としての意識をもって、作ってきました。まず、胴の上下に置いた革の穴にひもを通していきました。次に、そのひもを順に引っ張りながら、革を張っていきました。友だちと教え合いながら進め、仕上げとして銅の部分のひもを結わえていきました。グループをまわる六右衛門さんが、目の前で直接、革の張り方やひもで締めていく方法を教えていただいていたときには、その巧みで素早い技術を驚きの表情で見入っていました。そして、よい響きの音が出たときには満面の笑顔でした。完成後、太鼓づくりの苦労や工夫、革の良さ、材料の秘密などについて質問しながら、学びました。六右衛門さんの太鼓づくりにかける思いや願い、太鼓づくりへの誇りをしっかりと受け止めた活動になりました。

1.17 阪神・淡路大震災から27年 震災の記憶を次代に伝える

1月17日(月)、地震を想定した避難訓練を行いました。「『阪神・淡路大震災』を忘れない。その教訓を伝えていく。活かしていく。」という思いです。朝、神戸東遊園地での追悼行事「1.17のつどい」でも紙灯籠でかたどられた「忘」の文字に火が灯っていました。

学級・学年では、事前に『あすにいきる』(発行 兵庫県教育委員会)などを使った学習を行いました。そして、学習したことをもとに「自分はどのように行動するか。」を心にとめて、訓練に臨みました。子どもたちは真剣な態度で避難をしました。全員の避難が完了後、訓練や地震の話をし、黙祷を行いました。また、歌「しあわせ運べるように」を聴くようにしました。この歌は変わり果てた神戸の街の中、自身も被災された臼井真さんが「子どもたちの歌声で、壊れた街を包みたい」、「神戸の復興のために自分ができることは音楽で表現するしかない」という思いで、書きあげた歌です。子どもたちは歌詞が伝えたいことや学習したことを思い浮かべながら聴いていました。この歌は、被災された人々を勇気づけ、県内の様々な場所や機会で歌われました。さらには、日本全国へ広がり、新潟中越地震や東日本大震災などでの被災地や、世界の被災地にもこの思いや願いは伝わっていきました。

兵庫県では、「防災減災推進条例」(平成17年4月1日施行)に基づき、阪神・淡路大震災の経験と教訓を継承するとともに、いつまでも忘れることなく、安全で安心な社会づくりを期する日として、1月17日を「ひょうご安全の日」と定めています。当時を知る人の年齢が高くなっている中ですが、震災の恐ろしさや人と人との助け合いの大切さ、防災・減災への準備等について、伝えて、活かしていくことが重要になっています。

 

 

 

令和4年(2022年) 新しい年の始まり

明けましておめでとうございます。

令和4年(2022年)が始まりました。学校に子どもたちの元気な顔が戻ってきました。朝から生き生きとした声で溢れています。子どもたちには昨年の12月24日(金)の2学期終業式で「一年の計は元旦にあり」の話をしていました。新年を迎え、新たな気持ちでという思いが表情からも伝わってきます。

1月1日早朝、愛宕山の元旦登山では、うっすらと白く雪化粧をしている神岡の地にまばゆい光の初日が上がり、その美しい光景を見ながら参加された皆さんとともに、新年を迎えての願いを新たにしました。主催いただきましたスポーツクラブ21神岡の役員の皆様、受付でお世話いただきましたPTA役員の皆様、どうも有り難うございました。

新型コロナウイルスオミクロン株の感染が広がり始めている中、感染防止対策を継続しつつ、子どもたちの学習活動が充実し、学年のまとめと4月からの次のステップへと成長を遂げられるように、職員一同、尽力したいと思います。

子どもたちの健康管理・観察、マスク着用や手洗い等、感染防止への取組、登下校の見守り等、本年もご支援とご協力をよろしくお願いいたします。