日々の出来事

ライフプランニング講座 6年生

2月28日、6年生はライフプランナーを講師に迎えて、ライフプランニングについて学習しました。ライフプランニングとは、人生の生活設計を立て、将来の生活状況や環境の変化を予測して計画することです。人生の大きなイベントや生活を営むためには何にどのくらいの費用がかかるかということや、働くことによってどのくらいの収入があり、無理のない収支のバランスをどうとるかということを考えていきました。まずは将来、「大学は私立か公立か」「どれくらいの頻度でどれくらいの費用をかけて旅行したいか」とか「どんな車にのるか、あるいは公共交通機関か」とか「家を建てるなら都会か郊外か」など、それぞれにどれくらい費用がかかるかを教えてもらいながら、希望優先で計画を立てました。みんなで選んだ希望を入力して、人生の収支を表す折れ線グラフを見せてもらいました。明らかに赤字で、生活が立ち行かなくなるという結果が出ました。そこで、はじめの希望からの節約について考え、修正を加えました。修正を加えるごとに赤字幅が小さくなっていきます。何度か見直しをしていくうちにゆとりを感じられるグラフになりました。

 

本校では初めて取り入れた学習ですが、6年生の子どもたちも、自分がこれからの人生を生きていくうえで気を付けなければいけないことや、自分の成長過程で教育費や生活費など大きな費用がかかること、またそれを家族に支えてもらっているのだということに気づくことができ、素晴らしい学びの機会になったことと思います。

第41回 少年の主張大会

2月14日、神岡小の伝統行事の一つ、第41回目となる少年の主張大会を開催しました。全校児童が一堂に会して、保護者の皆様や来賓、地域の皆様にもお越しいただきました。

テーマに沿って全校児童が書いた主張作文の中から、各学年の代表1名が選ばれ、ステージ上で主張しました。司会は6年生が務めました。代表者の主張はどれもみな心温まる素晴らしい内容で、自分の目標や将来の夢、これまでお世話になったことへの感謝の言葉や、今後の生き方につながる内容など、堂々と主張するその姿に感動しました。主張者の学年とタイトルは次の通りです。

1年 「ぼくががんばっていること」                               2年 「がんばった下がり九九」                                                                    3年 「わたしのすきをのばしてくれる金管バンドクラブ」                                               4年 「ぼくの将来の夢」                                      5年 「人を助ける仕事がしたい」                                  6年 「かっこいい自分をめざして」

主張の中で語られた夢や志を応援し、今後の成長・活躍を期待しています。

 

たつの市・揖保郡小学生駅伝競走大会

2月9日(日)、太子町総合公園において、「たつの市・揖保郡小学生駅伝競走大会」が開催されました。この日に向けて子どもたちは、厳しい寒さの中、雪が降る中でも懸命に練習に取り組んできました。当日は、ベストタイムをめざした素晴らしい力走で、タスキをつなぎました。これからも挑戦する気持ちを持ち続け、頑張ってくれることを期待しています。

いただいた命に感謝して    太鼓づくり(5年)

2月5日(水)、5年生が太鼓屋六右衛門さんに太鼓づくりを教えていただきました。まず、六右衛門さんが太鼓づくりを始めるようになった経緯や太鼓づくりの仕事などについて話されました。その中で、「ありがとう」の感謝の気持ちを相手にしっかりと伝えることの大切さを話されました。そして、太鼓づくりでは、「牛の命に感謝する」「太鼓をつくるときの心持ちが大切」と話され、子どもたちはそれらを感じながらつくっていきました。太鼓の胴の上下に置いた革の穴に順に紐を通し、その紐を締めて革を張っていきました。紐を締める作業はとても力を使い、一本絞めては隣の一本へと何周も粘り強く締めなければなりません。子どもたちが悪戦苦闘する中、各グループを何度も見回りながら指導される六右衛門さんの、巧みで素早い技術には、子どもたちも驚きの表情で見入っていました。そして、良い響きの音が出たときは満面の笑顔でした。完成後、太鼓づくりの苦労や工夫、革のよさなどについての質問をし、たくさんの知識を得るとともに、体験を通して、六右衛門さんの思いや願いを学んだ活動になりました。

第52回兵庫県アンサンブルコンテスト  小学生部門 金管バンドクラブが出場!

1月26日(日)、神戸文化ホールで第52回兵庫県アンサンブルコンテストが開催され、6年生チームと5年生打楽器チームが出場しました。両チームとも、メンバー全員がそろって本番に臨むことができました。本番のステージでは、一人一人が大きな緊張を乗り越えて練習の成果を存分に発揮し、心ひとつに素晴らしい演奏を響かせました。このコンテストに向けて、チームのメンバーで意見を出し合って主体的に進めてきた練習、本番前の大きな緊張、それを乗り越えての演奏、他の団体の演奏を聴いての驚きや感動。それらすべてが充実した音楽体験、素晴らしい学びとなっています。出場メンバーの頑張りに、心から拍手を贈ります。

<6年生チーム> 銀賞                                 金管5重奏 「 エインシェント・アクアリウム 」

<5年生チーム> 銀賞                               打楽器3重奏 「 アマンド・ショコラ 」

『阪神・淡路大震災を忘れない』 1月17日 避難訓練実施

1月17日(金)、地震を想定した避難訓練を行いました。この日に実施するのは、「阪神・淡路大震災を忘れない。その教訓を伝えていく。活かしていく。」という思いを込めています。事前に、資料『あすにいきる』(発行 兵庫県教育委員会)や映像資料などを使った学習を行い、「自分はどのように行動するか。」を心にとめて訓練に臨みました。子どもたちは真剣な態度で避難しました。全員の避難が完了後、阪神淡路大震災の話や能登半島地震の話をし、すべての災害で亡くなられた方々のご冥福を祈り、黙祷を行いました。

私たちの毎日の生活。スポーツや音楽を楽しめること。学校で勉強できること。食事をできること。家族や友だちと話せること。当たり前のような日常は、地震などの災害で一瞬にして失われることがあるのだと、私たちは学んできました。平和な日常を、当たり前にあるのではなく、「大切なもの」としてとらえ、子どもたちにも「毎日を大切に」「自他の命を大切に」生きてほしいと願います。

能登半島地震から1年。被災地の様子を伝える報道。阪神淡路大震災から30年。1月中は、当時の様子を伝える報道が盛んになされていました。それらを見て、地震の脅威を感じた子も多いことでしょう。訓練での避難行動のようす、避難完了後の話を聞く表情は、どの子も真剣でした。

 

 

1.17 阪神・淡路大震災から30年                  震災の記憶を次代に伝える

今年も阪神・淡路大震災の日がきます。発生から30年が経とうとしています。

1995年1月17日(火)午前5時46分、明石海峡の地下を震源とするマグニチュード7.3の大都市直下型大地震。全半壊した住宅は約25万棟、亡くなった方は6434人、負傷者は約44000人。約31万人が避難。季節は厳寒期。学校の体育館や教室、公民館等の狭いスペースで助け合いながら共同生活をされる中、体調を崩される方もおられました。1年前の元日に起きた能登半島地震の被災地では、今もなお避難所生活をしておられる方々が230人(2024年12月27日時点)おられるそうです。被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。1年が経った今もなかなか復興が進んでいないように報じられていますが、お体を大切にしていただき、一日も早く元気を取り戻していただきたいと願っています。

本校では毎年、阪神・淡路大震災の日に合わせて地震を想定した避難訓練を実施してきました。今年も1月17日(金)に実施します。本校児童の多くが、1年前までは、地震の怖さをあまり実感できないまま避難訓練に参加していたのではないかと思います。しかし、1年前の元日に起きた能登半島地震の状況を報道等で見て、地震の怖さを感じたのではないかと思います。避難訓練にも、より真剣な気持ちで参加することでしょう。地震の被害をどのようにすれば小さくできるか、地震が起きたらどのように行動するのか、被災地に対して自分ができることは何か等、考える機会とします。また、能登半島地震、阪神・淡路大震災をはじめとして、これまで災害で亡くなられたすべての方々に思いを馳せて、全児童・全職員で黙祷し、ご冥福を祈る時間をもちます。

新年あけましておめでとうございます   本年もよろしくお願いいたします

皆様、ご家族お揃いでお健やかに新年を迎えられたこととお喜び申し上げます。元旦には愛宕山から、見事な初日の出を拝むことができました。今年の初日の出は霧が雲海のごとく低く出て、幻想的とさえ感じました。「神岡の、そして世界中の子どもたちにとって、安全に安心して健やかに成長できる、幸せ多い一年になりますように」と願いました。

今年は巳年、十干十二支では「乙巳」(きのと み)です。「乙(きのと)」は十二支の2番目で、草木の伸びや広がりの意味。また「巳」のへびは神様の使い、脱皮を繰り返すことから「新しく生まれ変わる」ことを意味するそうで、「乙巳」の年は、再生や変化をくり返しながら柔軟に発展していく」年になると考えられるそうです。元旦の素晴らしい初日の出を見ると、神岡小の子どもたち、ご家族・地域の皆様にとって、明るい世界が広がり、幸せ多い一年になるとの期待が大きく膨らみました。毎年、元旦登山でお世話になっております「スポーツクラブ21神岡」の皆様、事前の登山道整備から当日のお世話まで、本当にありがとうございました。

さて、3学期が始まりました。3学期は授業日が51日、6年生は卒業まで50日。新年と3学期のスタートにあたり、児童だけでなく神岡小学校職員一同、本年度のまとめをしっかりとして、次年度に活かせる振り返りをするとともに、地域に信頼される学校づくりをさらに進めていきます。また、「チーム神岡」として、子どもたちの無限大の可能性を引き出し、知・徳・体の調和がとれ、自立した神岡っ子を育てるために、一丸となって頑張りたいと思いますので、引き続き、保護者・ご家族の皆様、地域の皆様方のご支援ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

金管バンドクラブ                         たつのジャズフェスティバルに出演

12月8日(日)、金管バンドクラブが「たつのジャズフェスティバル」(赤とんぼ文化ホール)に出演しました。今年度は御津小学校金管バンド部との合同バンドとして総勢35名で出演しました。

本番に向けて10月26日(土)には神岡小学校で、11月23日(土)には御津小学校で、また前日には会場でのリハーサルということで合同練習を行いました。昨年度のたつのジャズフェスでも御津小学校とは合同演奏をしており、覚えている友だちもいて再会を喜びました。合同練習では、音色や演奏技術など、お互いに良い刺激をたっぷりと受けて、友だちの輪もさらに広がり素晴らしい交流ができました。本番では、2校合同で3曲を演奏しました。5・6年生はさらに、このフェスティバルの最後を飾る合同スペシャルステージにも出演しました。このフェスティバルに参加した11団体のバンドから選抜した総勢80名を超えるの大編成で、「レトロ」と「君の瞳に恋してる」の2曲を演奏しました。大迫力の演奏で会場全体が熱く盛り上がりました。

< 演奏曲目(御津小・神岡小合同ステージ)>

〇 アイドル      〇 タイムパラドックス    〇 線路は続くよどこまでも

ランニングフェスティバル開催!

12月4日(金)、ランニングフェスティバルを開催しました。

このランニングフェスティバルは、「できるだけ、どの子も走る楽しさを味わえるように」との願いから、これまでのマラソン大会のあり方を見直し、名前も変更したものです。3年生以上はこれまでよりもコースが短くなり、参加の仕方も、スピードレースの「チャレンジコース」と、順位を気にせず走ることを楽しむ「エンジョイコース」を子どもが自分で選択できるようにしました。

 

エンジョイコースの子どもたちは、自分が気持ちよく走れるペースで走ったり、友だちや家族と一緒に励まし合いながら楽しく走ったりしていました。チャレンジコースの子どもたちも、それぞれの目標を持って頑張りました。長距離走に対する思いは個々にいろいろだと思いますが、一人一人が自分で選んだコースで参加することで、走ることの楽しさを見つけてもらいたいと思います。走り終えてから体調不良を訴える子は昨年度よりも明らかに少なく、これまでのマラソン大会に苦手意識を持っていた子にとって安心して参加できる形に一歩近づけることができたのではないかと思います。

PTAの保体部等役員の皆様には、コース上のポイントで安全確保にあたっていただきました。おかげさまで、大きな事故なくマラソン大会を終了することができました。沿道では、保護者の皆様、地域の皆様から絶え間なく応援をいただきました。皆様のご支援ご協力、応援、本当にありがとうございました。