日々の出来事

令和3年度 着任式・始業式

春爛漫の4月6日(火)、春休みを終え、子どもたちは新しい学級や新しい担任の先生、友だちに期待を膨らませて登校しました。運動場での着任式では、新しい先生を迎える優しいまなざしと温かい歓迎の拍手がありました。

始業式では、歴史と伝統ある神岡小学校が子どもたちに脈々と育んでいる校訓「三つの心ーすなおな心・がんばる心・かんしゃの心」について話をしました。子どもたちのしっかりした態度からは、今年度の1年間をどのように過ごしていくか、自分の目標と重ねながら、考えていたように感じられました。その後、5・6年生は「学校を動かす原動力」となるべく、入学式の準備に取りかかりました。5年生は体育館まわりや校舎内の清掃、6年生は体育館内の会場作りを担当し、意欲的に動いていた姿に自分たちの役割を自覚している様子が窺えました。

保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、日々の教育活動におきまして、神岡小学校を支えていただき、誠にありがとうございます。また、新型コロナウイルス感染拡大防止につきましても、ご理解とご協力をいただいておりますことに重ねて感謝申し上げます。本年度も歴史と伝統ある神岡小学校の教育の推進のため、尽力いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

新たなステージに向けて

菜の花の黄色が陽光に照らされて、輝いています。運動場の桜の花が日ごとに開き、春の風に吹かれています。仲間のことを思い、最高学年として前向きに歩んできた6年生は、3月23日(火)に卒業証書授与式を終えました。1~5年生の児童は、24日(水)の修了式を終えました。

新型コロナウイルスの影響を様々な面で受けたこの1年間でしたが、子どもたちが元気に登校し、学習活動を進めるにあたり、保護者の皆様には日々の健康管理や健康観察、感染防止対策を始め、お子様の心のケアや予定の変更に伴う対応、急なお願いや連絡など、様々な場面でご支援とご協力をいただき、ありがとうございました。また、地域の皆様には子どもたちの安全面での多大なるご支援、本当にありがとうございました。おかげさまで6年生33人を始め、すべての児童が成長することができました。これもひとえに皆様の支えによるものと思い、感謝いたします。卒業する6年生は、皆様に支えていただいた多くのことを胸に抱き、夢や希望を持って歩んでいくことと信じています。今後ともどうぞよろしくお願いします。

最後になりますが、今年度の学校教育活動にあたり、保護者や地域の皆様、関係諸機関の方々に、多大なるご理解とご支援、ご協力をいただきましたことに心より感謝申し上げます。

6年生 卒業の日

好天に恵まれた3月23日(火)、6年生33名全員揃って卒業の日を迎えました。気持ちを引き締め、堂々とした態度でした。卒業証書授与での落ち着いた姿と引き締まった声、6年間の成長を見ていただくことができましたと思います。門出の言葉では、短い言葉の中に、小学校生活の思い出と学びの足跡、思いや願いが伝わり、胸に迫るものがありました。特に6年生の思い出では、新型コロナウイルスの影響で、悲しさや辛さがあった中でも、前向きに気持ちを切り替えたり、みんなで支え合ったりして乗り越えてきた様子が思い浮かびました。そして、素晴らしい仲間であったことを改めて伝えることができましたように思います。最後の学級指導を終え、保護者の方々と一緒に並んで、花道を歩く姿は少し照れながらも、嬉しそうでした。

「3人に『いつもありがとう』と言おう」、「掃除を一生懸命がんばる」、「先生に勝てるまでじゃんけんをする」、「6年間おつかれさまパーティーをしよう」・・・卒業の日までのカウントダウンカレンダーには、子どもたちがいろいろなめあてを書いていました。「小学校生活の残された日々で学級の思い出を一つでも増やそう」、「学校のために自分たちができることを残していこう」というみんなの気持ちが日々、伝わってきました。その中に、「夢を書いた紙飛行機を飛ばそう」というのがありました。体育館の中でしたが、子どもたちみんなで飛ばした紙飛行機。すーっと風を切って飛んでいくのがあれば、上手く飛ばないものもありました。笑顔で友だちと話をしながら、取りに行き、折り直したり、飛ばし方や角度を変えたりしていました。子どもたちの夢や目標も簡単にかなえられるものばかりではありません。順調に進むときもあれば、失敗もします。夢や目標が変わることもあります。子どもたちが試行錯誤を繰り返したり、まわりの人から支えてもらったりしながらも夢や目標を見失わず、力を発揮し、かけがえのない生命を精一杯輝かせることを心より願っています。

 

 

思いを込めて サンクスパーティー、愛校作業

6年生から心のこもった招待状をいただいた「サンクスパーティー」3月9日(火)と3月11日(木)の2日間に分けて、先生や用務員さん、給食配膳員さん、スクールサポートスタッフさんに感謝の気持ちを伝えようと昼休みに体育館で開かれました。自分たちで準備や司会進行をしたり、考えたゲームで楽しんだりして、会場は笑顔で溢れました。最後に感謝の言葉と素敵なプレゼントを贈ってもらいました。6年生の優しさが詰まったとても温かいイベントに感激しました。6年生、ありがとう。

19日(金)、小学校最後の給食を食べました。午後から大掃除に続いての愛校作業では、特別教室を美しくしました。そして、今日22日(月)、卒業式の最後の練習を終え、学級活動へ・・・。4・5年生は卒業式会場の準備等を一生懸命に進めました。

いよいよ明日、6年生は卒業の日を迎えます。

 

今年度最後のわんぱく遊び

3月8日(月)の業間、今年度最後のわんぱく遊びをしました。わんぱく班で6年生と遊ぶのもこれが最後。大縄やおにごっこ、ドッジビー、だるまさんが転んだなどで楽しみました。気持ちのよい好天の中、運動場いっぱいに笑顔が広がりました。

 

毎日の登下校 安全・安心に「ありがとう」の気持ちを込めて

3月8日(月)、登下校を見守ってくださっている皆さんを代表して、青少協、西鳥井・大住寺駐在所、西鳥井地区の4名の方々をお招きして、「感謝の会」を開催しました。1年を通して、暑い日も、寒い日も、雨の日も、毎日、見守ってくださっていることへの感謝の思いを作文に書き、文集にしました。そして、6年生児童が司会をする中、全校児童による拍手でお迎えをした後、代表児童が壇上で「ありがとうございます」の一言を添えて、文集と花束を渡しました。その後、4名の方々から日頃の登下校の様子で感じられていることや大切なことを順にお話していただきました。

地域の多くの方々が見守ってくださっていることへの感謝の思いをもって、あいさつをし、安全に登下校をすることが何よりも恩返しになります。毎日が『感謝の会』になるように・・・。

 

6年生に思いを込めて 「送る会」開催

3月5日(金)、「6年生を送る会」を開催しました。5年生が中心となって企画し、1~5年生の代表が代表委員会で話し合い、進めてきました。今年度は、各学年の教室に5年生が分かれ、6年生3、4人を招待して行う形式をとり、校内放送も一部使いました。まず、各教室にいる5年生が司会進行、開会の言葉、そして、神岡小の集会と言えば現れる「神レンジャー」が、テレビの画面から登場しました。今年1年の振り返りと、今日の送る会を成功させようというお話でした。「6年生を送る会」のスローガンと全校生へのメッセージを入れ、TV番組さながら、楽しい中にみんなに伝わる内容になっていました。その後、5年生による企画の「にがお絵ゲーム」では、教室の列ごとに6年担任の2人の先生のにがお絵を一人ずつ「輪郭」、「目」、「鼻」・・・と協力しながら描いていきました。個性豊かなにがお絵ができあがり、教室に笑顔が広がりました。続いて、各学級で考えたゲームで6年生と一緒に楽しみました。6年生の嬉しそうな表情と、1~5年生の喜んでもらえたことを満足そうにしている表情が印象的でした。

楽しいゲームの後は、各学級からの6年生に向けた言葉とプレゼントを贈りました。最後は、6年生からみんなに向けて、順に挨拶をして、なごりが惜しい中、閉会となりました。

中心となって活躍した5年生の意欲が光っていました。6年生は、3月に入り、卒業式の練習が始まり、「卒業」を意識することになり、この「6年生を送る会」でさらにそれは強まったように思います。卒業までの残りの日々を6年生とともに、みんなが大切に過ごし、思い出を増やしてほしいと願っています。

 

 

今年度の最終月 3月 次のステージのために

暖かな日差しが春の訪れを知らせてくれます。いよいよ今年度の最終月、3月です。保護者の皆様には、緊急事態宣言中も新型コロナウイルス感染予防として、健康管理・観察やマスク着用、手洗い等、ご理解とご協力を賜り、有り難うございます。引き続き、感染予防にご協力をよろしくお願いいたします。また、地域の皆様には、子どもたちの安全のために、見守り等、ご支援いただいておりますことに感謝申し上げます。

学年のまとめも大詰めに入りました。6年生にとっては、卒業までの日数が日一日と減っています。希望と不安が入り交じった気持ちだと思いますが、自分自身の6年間の総仕上げをするとともに、神岡小のよき伝統を伝え、「有終の美」を迎えてほしいと思います。そして、中学校へとつないでほしいと願っています。1~5年生も、4月からの次の学年につながるように、そして、新1年生を迎えられるように、学習面、生活面を見つめ直して、頑張ってほしいと思います。今月もご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 

 

代表委員会での月目標 「学校をきれいに」

昼休みが終わるチャイムが鳴りました。子どもたちがそれぞれ自分の掃除分担場所に移動します。掃除開始までに、移動・準備の5分間がありますが、すでに掃除を始めています。チャイムが鳴り、放送で、「もくもくタイムの始まりです」とアナウンスがありました。黙々と集中しての清掃活動です。

代表委員会で決まった月目標「1年間お世話になった学校をきれいにしよう」に取り組んでいます。教室や特別教室、廊下、階段、靴箱、運動場、溝、門付近、玄関などを熱心に掃除しています。

 

第37回 少年の主張大会 開催

「ただ今より、第37回少年の主張大会 低学年の部を開会いたします。」

司会をする6年生児童2名の声が校内に響きました。第37回を数える歴史と伝統ある大会は、神岡小学校区青少年育成協議会・神岡小PTA・神岡小学校が主催の行事です。目的としては「保護者・家族・地域住民が子どもの立場からの意見を聞くことにより,青少年への関心を高め,家庭・学校・地域が一体となって青少年の健全育成を図る。」、「友だちの考えや意見を聞くことにより,自尊心や向上心を育てる。」ことです。そして、大きなテーマとしては、「青少年健全育成に関するもの・地域に目をむけたもの・友だち・自分自身の努力やがんばり 」となっています。今年度は、体育館に全校児童が集まれないため、青少協運営委員会での協議において、「校内放送で実施」ということになりました。

2月24日(水)は低学年の部、25日(木)は中学年の部、26日(金)は高学年の部として、チャレンジタイム(15分間の学習タイム)を使って、3日間に分けた主張大会でした。低・中・高とそれぞれのテーマに沿って、全員が主張文を書き、その中から、各学級代表1名を選出しました。代表児童は、当日に向けて、練習を重ね、リハーサルも行いました。

初日の低学年は、漢字練習や計算、なわとび、ピアノを頑張る気持ちや、家で飼っていた犬への愛情がひしひしと伝わる主張でした。2日目の中学年では、妹への優しい気持ちや違いを認め合って暮らすことの大切さ、言葉の使い方で大切なことについて、思いや考えがしっかりと伝わる主張でした。高学年では、コロナ禍の中で気づいた大切なことや、差別や偏見についての考え、自分の将来への夢など、思いや願いが心に響く主張でした。高学年の講評は、神岡小学校区青少協の山口陽司会長がされました。そして、3月8日(月)に山口会長から表彰をしていただきました。

校内放送で顔が見えないことで、例年以上により集中して主張に耳を傾け、心で聴くことができたようです。主張者がいる放送室にも聞こえるぐらいの大きな拍手が届きました。