日々の出来事

1学期終業 命について考えを深める夏に

先日、近畿地方の梅雨明けが発表されました。七夕集会で飾った短冊には子どもたちが自分や家族のこと、将来の夢、頑張っていることなどの願いが書かれています。その中には、「新型コロナが早くおさまりますように」、「家族や友だちが幸せに生活できますように」、「みんなが健康で笑顔でいられますように」と書かれた短冊もありました。子どもたちの素直な心に気づかされることや再認識させられることがあります。

保護者の皆様には日々の健康管理・観察、地域の皆様には登下校等、子どもたちの見守りをしていただきましたことに、心よりお礼申し上げます。

20日(火)、1学期の終業式をリモートで行いました。子どもたちには①「頑張りたいこと。続けたいこと。挑戦したいこと。計画を立てて、過ごそう。」、②「大切な『命』を守る。自分も、まわりの人も。」の話をしました。画面からしっかり聴いている様子が伝わってきました。

子どもたちの学びの場が家庭や地域になる夏休みです。新型コロナウイルス感染拡大防止を継続する中ですが、充実した日々にするために、子どもたちには計画を立て、規則正しい生活を送ってほしいと思います。また、運動や読書、様々な体験活動など、この休みを有意義にする活動に取り組むとともに、家庭や地域での時間を大切にしていただきたいと思います。オリンピック・パラリンピックも話題の1つです。そして、「命」について考えを深める夏であってほしいと思います。夏休みは、楽しみがある反面、「危険」と「誘惑」の度合いも高まります。事故や大きな怪我がないように「命を守る」という意識を持って生活してほしいと思います。そして、SNSやスマホゲームなどの使用に際しては、自分を律する心(自律心)が将来に向けて大切であると思います。犯罪に巻き込まれ、取り返しのつかない被害に遭うことがないように、子どもたちを守るためにもご家庭のルール(使用時間など)について、話し合いの時間をとっていただきたいと思います。全ての子どもたちが夏休みを健康で過ごし、9月1日(水)からの2学期が元気にスタートできることを心から願っています。 

 

 

目標めざして 竹馬大会

6月末から各学年で実施した竹馬大会。「少しでも長い距離を」、「1秒でも速く」など、1~6年生まで、練習の力を発揮しようとしていました。特に、6年生は最後の大会という気持ちが表情に表れていました。力を発揮できた人もいれば、そうでなかった人もいます。練習してきた力は蓄えられています。自転車と同じで、一度できるようになると、月日はたってもできるものです。竹馬を自宅に持ち帰った後も安全な場所で遊んだり、練習をしたりして、さらに親しめるようになれば幸いです。練習や大会では友だちへの応援や声かけ、竹馬を持っての支援をしていた姿がありました。神岡の子どもたちの素晴らしいところです。ご家庭のご支援ご協力どうも有難うございました。

 

願いを込めて 七夕集会 

7月9日(金)、七夕集会をリモート(オンライン)で行いました。「たなばたさま」のBGMが流れる中、それぞれの願い事を書いた短冊をつけたり、神レンジャーによる「七夕」のお話をみんなに伝える楽しい劇や○×ゲームで楽しんだりしました。廊下に飾られた短冊の願い事を読むと、一人一人の顔が浮かんできました。今回も、6年生がそれぞれ役割を分担し、全校みんなが楽しめるように、企画し、進めました。最後に、6年生への感謝を込めた大きな拍手が校舎内に響きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花、野菜、米 生長を楽しみに 

「花が咲いた。」、「実が赤くなっている。」水やりをしている子どもたちから声が聞こえます。生活科や理科の学習など、1年生はアサガオ、2年生はミニトマト、オクラ、パプリカ、ナス。3年生は、ホウセンカ、マリーゴールド、ヒマワリ。4年生は、ヒョウタン。ひまわり学級はトマト、キュウリ、枝豆。それぞれ植えています。水やりだけでなく、観察記録カードに絵と文で表したり、タブレットを持って、写真を撮ったりして、観察を続けています。興味津々の表情です。畑では、さつまいもの葉が増えてきました。6月17日(木)、2年生がペットボトルに、稲を植えました。ミニミニ田植えでした。稲も育っています。

また、休み時間にある子どもが「こんなところに花がさいている。」「ホウセンカだ。」と話をしていました。行ってみると、赤紫の花をつけたホウセンカでした。昨年度、プランターにホウセンカを植えて、この辺りに置いていたのです。種が落ちて、芽が出て、生長し、花が咲いていたのです。自然の生命力を感じます。

 

 

 

 

 

授業参観・懇談会 有り難うございました

6月25日(金)、2・3校時に地区ごとに分散して、授業参観を行いました。新型コロナウイルスの影響により、昨年度からこの日まで、授業参観ができなかったため、子どもたちは緊張しながらも、嬉しそうな表情でした。授業中、熱心に考えたり、ノートに書いたり、友だちと意見を交流したり、積極的に発表したり、楽しく活動したりして、子どもたちは頑張っていました。午後からの学級・学年懇談会では、学年目標や学習面、生活面などについて担任から話をし、意見交流を行いました。保護者の皆様には、お子様の様子を見ていただいたり、担任と話をしたりするよい機会にしていただきました。お忙しい中、ご来校いただき、有り難うございました。また、PTA生活安全部や学級役員の方々にはご協力をいただき、重ねてお礼申し上げます。

「思い出をありがとう」 滑り台新調  

6月21日(月)の朝、小雨が降りそうな曇り空の下、運動場にある滑り台を新しく替えるための撤去作業が始まりました。神岡小学校に入学以来、何度となく楽しんだ滑り台。「思い出をありがとう」1年生のときには大きく感じたけれど、成長と共に少し窮屈に感じ始めたことなど、様々なことが頭に浮かび、寂しい気持ちをもった子どもたちもいたようです。撤去の後、その日の夕方には新しい滑り台の設置が完了しました。今度の滑り台は2方向に滑り降りることができます。基礎固めの期間を置いて、6月28日(月)から使えるようになりました。子どもたちの笑顔が溢れ、嬉しそうな声が聞こえました。安全に使用し、新しい思い出をつくってほしいと願っています。

 

交通安全教室 意識を高めて命を守る 

6月24日(木)、たつの警察署と交通安全協会の方々に来校いただき、みなさんのおられる会議室から各教室へのリモートでの交通安全教室を開催しました。たつの警察署の方々からは、大切ないのちを守るために「止まる」「見る」「待つ」をキーワードにして、道路の歩き方や横断歩道の渡り方などのお話をしていただきました。また、防犯についても「イ・カ・の・お・す・し」をもとにわかりやすくお話をしていただきました。各教室のスクリーンには、お話をされる警察の方々の姿が映り、子どもたちは真剣にお話を聞いていました。その後、1年生は運動場に出て、交通安全協会とPTA生活安全部の方々のご協力を得て、学校周辺の道路で歩行訓練を行いました。信号機のある横断歩道や交差点では、警察の方からの説明や注意をしっかりと聞いて、歩きました。3年生は教室で警察の方から自転車の乗り方や注意などのお話を聞いたり、DVDで映像を見たりしました。今回の交通安全教室で気づいたり、学んだり、再確認したりしたことを普段の生活に活かしていくことが大切です。学校・家庭・地域が連携して、子どもたちの意識を高め、実践につなげ、事故防止を図っていきたいと思います。

 

 

 

竹馬練習中

子どもたちは、それぞれの学年での「竹馬大会」に向けて、練習をしています。1年生には、6年生のみなさんが優しく、わかりやすく教えています。他の学年も声をかけあって、教え合っています。神岡小学校の竹馬大会は、昭和50(1975)年に始まりました。体の調整力等の向上と昔遊びの伝承を図るために、46年の伝統があり、継続している行事の一つです。1・2年生は、60m間で歩いた距離、3年生は、60mのタイム計測、4~6年生は、100mのタイム計測です。休み時間に練習している姿もあります。一歩ずつ一歩ずつ、歩みを進め、上手になってきました。目標に向けて、頑張っています。

*竹馬大会の保護者の参観は行いません。ご理解の程、よろしくお願いします。

あいさつは心の窓 

「おはようございます。」毎朝、玄関前の赤レンガで子どもたちの声が響きます。今年も企画委員会の子どもたちが「あいさつ隊」として、登校してきたみんなにあいさつをしています。今月は、「あいさつ運動推進月間」として、児童朝会で呼び掛けています。その効果で、先月よりも意識が高まり、あいさつの声が飛び交うようになりました。それに伴い、表情もよくなってきています。また、自然に頭を下げ、会釈をしている子どもたちもいます。

昨年度から、子どもたちには、あいさつの仕方を「あ・い・さ・つ」を頭文字にして、次のように伝えています。

「あ」・・・相手の顔を見てしよう(相手意識・相手への気持ち)

「い」・・・いつでもしよう(TPO)

「さ」・・・先にしよう(積極性・自主性)

「つ」・・・続けてしよう(継続)

あいさつは「心の窓」と言われています。人と人が出会い、相手とのコミュニケーションの第一歩はあいさつからです。それは、「心の窓」を開くことから始まります。また、「Good morning」、「アンニョン ハセヨ」、「ボン ジュー(ル)」、「グーテン モルゲン」、「ブオン ジョルノ」、「ナマステ」などあいさつは、どこの国においても行われています。まずは身近なところから・・・です。家庭・地域・学校とが協力して進めることで、「あいさつの輪」がさらに広がっていきます。

梅雨の時期 体調管理、事故に気をつけて

「今日、運動場で遊べますか?」朝、子どもたちが聞いてきます。休み時間になると、子どもたちが窓から空を見上げて、運動場で遊べるかどうかを気にしています。雨の日が連続し、外で遊べないと、気持ちも晴れません。一方で、「晴耕雨読」の言葉があるように、天気に合わせた生活を工夫することも大切です。

近畿地方は5月16日頃、異例に早い梅雨入りとなりました。例年より、21日も早いとのことです。そのような中、雨にぬれた紫陽花(あじさい)の花の美しく淡い色合いが梅雨ならではの風情を感じさせてくれます。紫陽花は、元々は日本固有の植物で、長崎に来たシーボルトが、海外に紹介したといわれています。それ以来、西洋でも親しまれるようになり、様々な品種改良を経て日本に逆輸入されるようになりました。紫陽花は、「アントシアニン」という色素によって発色していて、土壌のph(水素イオン濃度指数)が酸性だと青系に、アルカリ性だと赤系に、中間だと紫系になるようです。(土の中のアルミニウムが、花の中に含まれている補助色素と結合することで色が変化。)しかし、品種改良されたものは色が変わらないものが多いそうです。日本は雨が多く弱酸性の土壌が多いため、青系や紫系が主流ですが、欧州ではアルカリ性の土壌が多いため、赤系が主流とのこと。紫陽花の不思議さを知ると見方が変わってきますし、梅雨の中での楽しみにもつながってきます。

この度、緊急事態宣言が再延長され、6月20日(日)までになりました。日々の健康観察・調査並びに感染拡大防止対策へのお礼とともに、引き続き、感染予防にご理解とご協力をお願いします。また、湿度が高くなり、蒸し暑い日や、反対に、肌寒く感じる日があります。体調管理とともに、交通事故や水の事故に気をつけて安全に生活できますように、声かけや見守りをよろしくお願いいたします。