10月5日(火)、3年生は県の環境体験学習として、姫路市伊勢自然の里環境学習センターに行きました。じゃぶじゃぶ池での水生生物の観察では、はだしで池に入って、植物の根元を網で探っています。網の中を見てみると、動いている生物がいます。「つかまえた!」嬉しそうにバケツに入れていきます。向こうの方では、バケツをのぞき込みながら、友だちと話をしています。好奇心いっぱいで、夢中になっている表情ばかりです。それぞれが捕まえた水生生物をバケツの中に入れた後、生物の特徴などの話を熱心に聞きました。
植物・森林の観察では、ビオトープを見学したり、絶滅危惧の植物のことや子孫を残すための植物の知恵、自然の山と植林された山の違いなどの話を聞いたりしました。また、大津茂川の源流であるせせらぎを間近に見た後、中流・下流・海までの写真を見ながら、それぞれの川辺の環境の話を聞きました。ゴミ問題、鳥や海洋生物が食べたゴミ袋、マイクロプラスチック・・・真剣な表情でした。
室内では、スライドを見ながら、絶滅危惧種や食物連鎖など一人一人が自然環境を守るためにできることは何かを考えるきっかけをいただきました。体験を通して学んだ知識や気づきがこれからの学習や生活にいかされていくと思います。