水泳の学習 水に慣れ、成長しました

今年度の水泳の学習は、どの学年も6~8回入水でき、その中で水難事故に備えての着衣水泳も実施できました。

どの学年も水に体を慣らすことに時間をかけました。少しずつ水に慣れてくると、水の中で姿勢をコントロールしたり水に浮いたりする感触をつかみ、徐々に泳ぐことへと学習を進めていきました。子どもたちは、蒸し暑い日々の中での心地よい水の感触を楽しみながら意欲的に水泳学習に取り組みました。

 

  

水泳学習の締めは着衣水泳です。水着の上に普段着の長袖・長ズボン等を着用して入水します。着衣のまま水の中を歩いたり、水の流れに逆らって動こうとしてみたりして、水着と比べてとても動きにくいことを実感します。その上で、川や池に落ちた時はあわてて泳ごうとするのではなく、体の力を抜き仰向けに浮き続けて助けを待つことを学習するのです。決してあってはならない「まさかの時」にも命を守ることができるように。

オープンスクール開催

6月19日(水)、オープンスクールを開催しました。本校児童のご家族の参観だけでなく、地域の皆様にも隣保回覧等で事前にお知らせし、自由にどの学年・学級の授業でも参観していただける形で実施しました。

   

  

お子様の学級だけでなく、他の学級の様子も参観された方が多くおられ、神岡小学校の教育活動をいろいろな角度から見ていただけたかと思います。お子様の学級以外の教室を参観された保護者様からは、「初めて他の学級を見られて近所や知り合いの子どもさんのようすがわかってとてもよかったです。」などのお声がありました。地域の皆様も来てくださり、神岡小学校の雰囲気を感じ取っていただけたことでしょう。

このような機会をとおして、お子さん・お孫さんだけでなく、他の神岡小児童にも広く目を向けていただき、地域全体で子どもを守り育てようという雰囲気をさらに高めていただけると幸いです。

大きくなあれ 栽培に挑戦

多くの学年が、さまざまな植物の栽培に取り組んでいます。1年生はアサガオ、2年生はナスやトマトなどの野菜、3年生はマリーゴールドやホウセンカ。4年生はヘチマ。畑では、1・2年生がサツマイモを育てています。

毎朝登校すると、ランドセルを背負ったまま、自分の植えたものが大きくなっているかを見て水をやっています。「大きくなあれ」とつぶやきながら。

成長はとても早く、アサガオは、土日をはさんで月曜日になると、前週の金曜日から驚くほど葉が大きくなり数も増えています。植木鉢からはみ出して、もはや植木鉢の土は見えません。2年生の野菜は、ナスなどすでに実を収穫できるものもあります。3年生はマリーゴールドの花が咲き始めました。畑のサツマイモも葉が広がり、元気に育っています。

それぞれの成長を、子どもたちが楽しみに観察しながら世話をし、実の収穫や種をとるまで見届けます。

  

 

学校水泳開始

6月4日(火)に、5・6年生でプールそうじをしました。前日の放課後に職員で大きなごみは取っていたのですが、それでも汚れとの格闘はなかなかの重労働でした。暑い中、途中休憩も入れながら、2時間かけての大そうじで、すっきりきれいになりました。

高学年は6月13日(木)に、低・中学年は14日(金)にプール開きをして学校水泳が始まりました。ゆっくりと時間をかけて、水に慣れていくことから始めます。気温や水温等の条件によって実施できない日もあるかと思いますが、週3回、1学期中に概ね10回程度の予定で水泳の学習に取り組んでいきます。

運動会 心をひとつに みんな笑顔のチームワークで がんばった子どもたち

5月25日(土)、運動会の開催を祝福しているかのような快晴の空のもと、令和6年度神岡小学校運動会を開催しました。児童のご家族はもちろん、来賓や地域の皆様にも多数ご来場いただいて開催でき、大盛会となりました。

ゴールデンウイークが明けた5月7日、運動会に向けての練習が始まりました。表現運動の練習開始当初は、どの学年も、一人一人の動きがぎこちなく、全体もバラバラでしたが、それぞれに楽しさを感じながら一生懸命に練習に取り組み、日に日に動きがそろっていきました。気合の入った3・4年生の「神岡っ子エイサー“ダイナミック琉球”」、きらきらの笑顔で軽快に踊った1・2年生の「Do・Do・Do・Do・ドラえもん ダンス!」、そして音楽に合わせてさまざまに展開していく技が美しい5・6年生の「神岡!大花火大会!!」。学年リレーも、チーム全員が「心をひとつに」全力でバトンをつなぎました。どの子も、どの演技も、「心をひとつに」全力でがんばり、最高の出来栄えでした。その姿には、本校職員も皆が感動しました。何度も感極まった者も少なくなかったようです。

この運動会に向けて積み上げた練習・諸準備を通して、子どもたちは一段と成長でき、学年・学級としての「絆」を深めていくことができました。また、一生懸命頑張ることや心を合わせて取り組むことで、達成感や充実感を感じられたり、自分自身の未知の可能性に気づいたりすることができたことでしょう。

運動会の開催にあたり、準備から、当日の運営にご協力くださいましたPTAの皆様には、心より感謝いたします。また、ご家族・地域の皆様には最後まで温かいご声援をいただき、心よりお礼申し上げます。

 

 

 

1年生と在校生との対面式

4月10日(水)、1年生は入学式の9日(火)から入学2日目の登校でした。朝はそれぞれ初めて登校班での登校です。とても長い距離を時間をかけて歩いてきている児童が多く、ランドセルも重く感じられたことでしょう。少し不安げな表情の子もいましたが、学校に着くと元気さがあふれ出てくる子も大勢いました。

登校2日目ということで、1年生と6年生とは入学式で対面していますが、2~5年生とは登校班以外ではまだ顔合わせをしていません。そこで、10日の下校時に対面式をしました。

運動場に下校の隊形に並んでいる2~5年生の拍手に迎えられて、6年生に連れられた1年生が入場しました。6年生の代表の歓迎のあいさつのあと、1年生全員で、元気な声で「よろしくおねがいします!」とあいさつができました。

    

 

令和6年度が元気にスタート

子どもたちの進級を祝うかのような満開の桜の花に迎えられて、令和6年度が始まりました。今年度も、これまで以上に子どもたちが安心して登校できる神岡小学校、保護者の皆様や地域の皆様に信頼していただける神岡小学校にできるよう、教育活動を推進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、4月8日に第1学期始業式、翌9日に入学式を挙行いたしました。

始業式では、2年生から6年生の子どもたちは一つ上の学年に進級し、喜びに満ちた表情で新学期を迎えることができました。新しい学年のスタートにあたり、校訓「三つの心」について話をしました。

〇すなおな心 …「すなおな心はあいさつや返事に表れます。気持ちのよいあいさつや返事をしましょう。」                                 〇がんばる心 …「誰も見ていないところでも、自分で決めたことをがんばりましょう。」                                                 〇かんしゃの心 …「まわりの人のやさしさに気づいて、たくさん『ありがとう』を伝えましょう。」

子どもたちもみんな、背筋を伸ばして良い姿勢で、しっかりと目を向けて話を聞いてくれました。

9日の入学式では、かわいい1年生32人を迎え入れました。入学児童の確認では、名前を呼ばれると、どの子もしっかりと返事ができました。1年生にも、「気持ちのよいあいさつをしましょう。」と話しました。6年生は、入学式の準備や、受付の手伝いや案内、後片付けなどで大活躍してくれました。「最高学年として頑張ろう」という気持ちが感じられ、とても頼もしい姿でした。この6年生をリーダーとして、全校児童227人で令和6年度神岡小学校がスタートいたしました。

神岡小学校職員一同、「チーム神岡」として、この限りない可能性をもつ子どもたちが、安心して学び、自らの成長を実感しながら伸びていけるように、一丸となって頑張ります。校訓「すなおな心 がんばる心 かんしゃの心」のもと、教育目標「志を抱き ふるさとを愛し こころ豊かに たくましく生きる子の育成」を掲げ、その達成に向けて努めて参ります。保護者の皆様、地域の皆様、ご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

令和5年度も大変お世話になりました。

暖かな春の光に照らされて、黄色い菜の花や紫色のれんげが美しく咲いています。

今年度も無事に修了することができました。仲間のことを思い、下級生を気づかい、最高学年として優しさと責任感をもって歩んできた6年生は、3月21日(木)に卒業証書授与式を迎えました。6年間をふり返りつつ、感動の涙に包まれて卒業していきました。1~5年生の児童は、翌22日(金)の修了式をもって今年度を終えました。

今年度は、多くの行事や学校教育活動で、子どもたちが存分に持てる力を発揮し、明るく生き生きと活動する場面を数多くもつことができました。行事では、ご家族や地域の皆様を制限なくお迎えし、活気ある充実したものにできました。大勢の方々に自分たちの頑張りや成長を見ていただけるとあって、子どもたちの意欲も高まり、より多くの成果を上げることができたものと思います。

さまざまな教育活動を進めるにあたって、ご家族の皆様には日々の健康管理をはじめ、お子様への激励や心のケアなど、様々な場面でご支援とご協力をいただき、ありがとうございました。また、地域の皆様には子どもたちの安全安心な生活を守るため、1年間を通してご支援ご協力を賜り、ありがとうございました。おかげさまで、すべての児童が健やかに成長することができました。卒業する6年生34名は、皆様に支えていただいたことを胸に抱き、夢や希望を持って卒業しました。1~5年生はそれぞれ進級し、新1年生を迎え、新たな気持ちで目標をもって新年度のスタートできることを願っています。今後とも子どもたちの健やかな成長のためにお力添えいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

今年度も、ご家族の皆様や地域の皆様に、多大なるご理解とご支援、ご協力をいただきましたことに心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

誉田小学校とのオンライン交流 3年生

3月14日(木)、3年生が誉田小学校の3年生とオンラインで交流しました。それぞれの学校の自慢を紹介し合うという企画です。

教室の大型モニター画面の前に整列し、誉田小学校の友だちの姿が映し出されると、手を振って挨拶を交わし、互いに音声やお互いの姿が届いていることを確認しました。

誉田小の自慢では、校庭にある憩いの場所「誉田の森」や、歌まであるという「ウォークラリー」、子どもたちの休憩時間の人気スポット「職員室前のテント」、「隣保館まつり」などがスライドで紹介されました。神岡小学校にはないものばかりで興味深く、うらやましいと感じたこともたくさんありました。神岡小学校の3年生が自慢として紹介したのは、「スポーツが得意な先生」「竹馬大会」「金管バンドクラブ」「3つの学校目標」「ターザンロープ」などなど。両校ともに、3年生の視点で、自慢と感じているものを誇らしげに堂々と発表でき、楽しい交流の時間となりました。直接会って交流ができればより深い交流ができますが、今の時代はこのような形で、離れていても気軽に交流ができる環境が整ってきています。このような交流が今後さらに活発になって、離れていてもつながってともに伸びる関係が深まっていくことを期待しています。

素晴らしい機会をいただきました誉田小学校3年生の皆さん、先生方、どうもありがとうございました。

  

 

和太鼓体験 5年生

3月13日(水)、5年生が和太鼓体験をしました。皮革産業について学んだり、太鼓をつくったりした総合的な学習の締めに、播州越部太鼓の演奏者の方のご厚意で実現しました。越部太鼓で実際に使っておられる和太鼓3種類を、計8台(長胴太鼓3 締太鼓2 桶胴太鼓2)持って来てくださり、全員が演奏体験をさせていただきました。

はじめに、3種類の太鼓を紹介していただき、その他に大・小の団扇(うちわ)太鼓も見せていただきました。大きい方の団扇太鼓は、直径が1m近くもありそうでした。

次に、本格的な太鼓の演奏を聞かせていただきました。演奏者は2人。越部太鼓の方と、もうひとりは本校の5年生です。サプライズの親子共演でした。息ぴったりの素晴らしい演奏で、その凛々しい姿にも感動です。演奏の迫力は子どもたちの心にも強烈に響き、「体に振動が伝わる!」「空気が振動してるのがわかる!」などと大興奮、拍手喝采でした。

そのあと交代で全員が太鼓を叩かせていただきました。そして最後には5年生が一人一人自分で作った太鼓もあわせて、全員で太鼓演奏を楽しみました。

直に体に伝わる太鼓の力強い響きは、強く印象に残る体験となりました。素晴らしい体験の機会を提供してくださった、播州越部太鼓の皆様に感謝申し上げます。