記録にチャレンジ!各学年竹馬大会実施

先週末まで各学年で実施した竹馬大会。歩く距離が伸びたり、タイムが速くなったりするなどこれまで練習をしてきた力が発揮できたことと思います。なかなか思うようにいかなかったという人もいたと思いますが、練習してきた力は蓄えられています。竹馬を自宅に持ち帰った後も安全な場所で遊んだり、練習をしたりして、さらに親しめるようになれば幸いです。大会では、自分の記録に加えて、友だちへの応援や声かけ、竹馬を持っての支援をしていた姿がありました。神岡の子どもたちの素晴らしいところです。ご家庭でのご支援ご協力どうも有り難うございました。

6年修学旅行

9月18日(金)、6年生の教室に笑顔が溢れていました。修学旅行の事前学習として、龍野歴史文化資料館の新宮義哲さんを講師として、奈良の見所や歴史的建造物などについてお話をしていただきました。法隆寺が世界最古の木造建築である理由や回廊の柱の形、当時の大工が使っていた道具類、大仏、奈良公園の鹿などについて、教科書には載っていない話に加えて、奈良時代に作られた建築物の瓦や木簡、仏像の実物を持ってきて、見せてくださいました。楽しいお話の中にも、歴史を身近に感じることができ、修学旅行への楽しみにつながりました。そして、連休明けの23日(水)の一斉下校時、6年生児童代表が修学旅行に行くことを伝え、6年生の「行ってきます。」の声に、「いってらっしゃい。」とみんなが答えました。

9月24日(木)、台風の進路や影響が心配されましたが、東に逸れたことで、予定通り、修学旅行を実施しました。体育館ステージ前に掲示された大仏様の顔の前での出発式。児童代表が挨拶をし、保護者の方々の見送りの中、奈良に向けて出発しました。

法隆寺から始まり、奈良公園での東大寺や二月堂、三月堂、春日大社、南大門(金剛力士像)・・・歴史の舞台である現地に行き、その場に立ち、「本物」を見たり、五感を通して感じたり、当時を想像したりして、学習を深めることができました。中でも、大仏殿に入り、大仏様を目の当たりしたときには、その大きさと本物がもつ迫力に思わず「うわーっ。」と声が上がるほどの驚きようでした。また、事前学習で学んでいたことを友だちと興味深く、探っていました。そして、ガイドさんの話を聞いて、熱心にメモをとっていました。正に「今、このとき、ここで」歴史にふれ、生きた学習になりました。

昼にはおいしく食事をいただき、その後の買い物では、「誰に・・・」と思い浮かべながら、嬉しそうにおみやげを選んでいました。また、食欲旺盛な鹿の様子に喜んだり、怖がったりして、楽しいひとときを過ごしました。

午後からの工芸体験では、奈良特産である蚊帳生地のハンカチにグラデーションのべんがら染めをしたり、神の使いといわれる鹿の角を入れたアクセサリーを作ったりしました。できあがっていく喜びが表情に表れていました。ものづくりを通しても、歴史や文化にふれることができました。また、ならまち散策では、町屋の建物や家々の軒下に吊るされている「身代わり申」を見たり、くらしに根付いた文化を紹介する奈良町資料館や陰陽師に関わりのある鎮宅霊符神社を巡ったりました。そして、江戸時代のからくりおもちゃを再現し、遊べる体験館では楽しみながら、工夫された仕組みを楽しんでいました。これらの活動の中で、「奈良の良さ」を見つけるとともに、「神岡では?」と振り返ったり、比較したりすることで、ふるさと意識を醸成する機会になりました。

班での活動では、友だちと声をかけ合い、協力し、お互いを思いやりながら過ごしたり、会の司会・進行やそれぞれの場面での挨拶、役割などに責任をもって取り組んだりしていました。見聞と体験を通して、歴史にふれ、友だちと過ごした修学旅行は、6年生として一人一人が修学旅行のねらいをふまえ、感染防止や公共のマナーの意識をもち、みんなでそれらを共有し、行動することで、素晴らしい旅行になりました。

保護者の皆様には、予定より遅い帰校になり、申し訳なかったのですが、無事に帰校し、有意義な修学旅行にすることができました。ご支援とご協力に感謝申し上げます。

 

委員会紹介③ ブックスクール委員会(図書委員会)

委員会の子どもが手際よく手に持ったスキャナーをバーコードに当てています。昨年度、市内小学校の図書室に新しいシステムが導入され、本の貸し借りは、本につけているバーコードと子どもたちそれぞれが持っているバーコードのデータにより、何の本を何年何組の誰がいつ借りたか、いつ返却したかがパソコンに登録されます。これまでしていた借りる本のカードへの記入はしなくて済むようになり、貸し借りに係る時間の短縮化が図れ、利便性が向上しました。また、このシステムにより、昨年から自分が借りた本のリストを見ることができます。代本版は、従来通り、どの場所から借りたかがわかるように使っています。図書室は当番の子どもたちが大休みと昼休みに開けています。現在、図書室の利用は、密を避けるため、貸し借りだけで、読むのは教室としています。借りた本は読書の時間や休み時間などに読んでいます。月一回の定例委員会の時には、図書室の本の整理整頓をしたり、「おすすめの本」コーナーの並べ替えをしたりしています。また、「おすすめの本」を紹介するポスターを低・中・高学年向けにそれぞれまとめて作ったり、「出張図書」として、各学年おすすめの本を選び、かごに入れて、各学級に設置したりしています。「みんなが楽しめ、使いやすい図書室に」、「本を好きになり、たくさん借りるように」という思いで、今日も活動を進めています。

3年環境体験学習

9月15日(火)、3年生は県の環境体験学習として、姫路市伊勢自然の里環境学習センターに行きました。まず、じゃぶじゃぶ池で水生生物の観察。はだしで池の中へ。「いるかな?」植物の根元を網で探っています。網の中を見てみると、動いている生物がいます。「つかまえた!」嬉しそうにバケツに入れていきます。「これ何やろな?」向こうの方では、バケツをのぞき込みながら、友だちと話をしています。好奇心いっぱいで、夢中になっている表情ばかりです。それぞれが捕まえた水生生物を水槽の中に入れ、説明を聞きました。メダカやミナミヌマエビ、タガメ、ゴオイムシ、タイコウチ・・・レアなミズカマキリもいました。熱心に話を聞き、発表もしました。

休憩と着替えをして、次は、植物・森林の観察。ビオトープを見学しながら、絶滅危惧の植物についての話では、かつて水田で多く見られたデンジソウが今や数が少なくなっていることやそれぞれの植物が子孫を残すために知恵を働かせていることなどを教えてもらいました。また、森の中では、自然の山と植林された山の違いなどの話を聞きました。そして、大津茂川の源流からのせせらぎを間近に見た後、中流・下流・海までの写真を見ながら、それぞれの川辺の環境の話を聞きました。ゴミ問題、鳥や海洋生物が食べたゴミ袋・マイクロプラスチック・・・みんなの表情は真剣でした。

その後、お弁当をおいしくいただき、午後の活動へ。スライドを見ながら、絶滅危惧種や食物連鎖、そして、「ハチドリのひとしずく」の話から、一人一人が自然環境を守るためにできることは何かを考えるきっかけをいただきました。体験を通して学んだ知識や考え、友だちの意見からの気づきがこれからの学習や生活にいかされていくと思います。

 

5年自然学校(自然体験活動①)

9月10日(木)一斉下校時、5年生の代表児童が全校生に向けての自然学校(自然体験活動)に行くことを伝えました。5年生みんなの「行ってきます」の声が運動場に響きました。

迎えた9月11日(金)、早朝の開校式。児童代表の挨拶で、気持ちも入り、自然学校のスタートをきりました。保護者の方々の見送りの中、バスに乗り、ハチ高原へ。バスの中ではリーダーさんの自己紹介などで交流しました。

ハチ高原に到着。入所式では、「やまとよ」さんに挨拶をして、活動開始。着替えを済ませ、学級ごとに午前中の活動であるツリーイングと自然観察を行いました。

ツリーイングは、装具(ロープ、ハーネス)を使った木登りです。インストラクターの話を聞き、装具をつけ、ロープをたくっていきます。徐々に慣れてきて、下を見下ろすほどに。視界が変わって、どんな発見があったのでしょうね。

自然観察は、兵庫森のインストラクターの方に教えていただきました。クロモジやオタカラコウ、ナナカマドなど、実際に目の前でその植物や樹木などを見て、色や形を確かめたり、匂いを嗅いだりして、五感を使ってのお話に引き込まれていきました。

降雨のため、高原の景色を見ながら、室内での昼食(お弁当)。おいしくいただきました。午後の活動はイニシアチブゲームに変更。班の力を高める活動です。今日の発見を画用紙に書いたり、フラフープや棒を使ったりしたゲームなどを通して、班で活動をする上で大切なことに気づいたひとときでした。

退校式では、お世話になった方々へお礼をしっかりと伝え、ハチ高原をあとにしました。学校到着。閉校式では、児童代表の挨拶とともに、4名のリーダーさんに感謝の言葉を伝えました。

班のそれぞれの係の仕事や会の司会・進行、活動ごとの挨拶やお礼の言葉など、5年生の子どもたちが役割をしっかり果たそうとして、頑張っていた姿や声をかけていた姿が数多く見られました。自然学校のめあてを共有し、「今、このとき、ここで」という気持ちで、①「未見の我を知る」②「友だちのよさ発見」③「感謝」を体現できた一日でした。気づきや学び、成果と課題が次の活動につながることを期待しています。保護者の皆様のご支援ご協力に感謝申し上げます。今後もよろしくお願いします。

竹馬練習中

子どもたちは、それぞれの学年での「竹馬大会」に向けて、練習をしています。1年生には、6年生のみなさんが優しく、わかりやすく教えています。さすがでした。他の学年も声をかけあって、教え合っています。神岡小学校の竹馬大会は、昭和49(1974)年頃に始まったようです。体の調整力向上と昔遊びの伝承等を図るために、本校で長きにわたって、継続している行事の一つです。1・2年生は、60m間で歩いた距離、3年生は、60mのタイム計測、4~6年生は、100mのタイム計測です。一歩ずつ一歩ずつ、歩みを進め、上手になってきました。目標に向けて、頑張っています。

*今年度の大会は、保護者の参観は行いません。ご理解の程、よろしくお願いします。

 

2学期スタート 「今、このとき、ここで」を大切に

7・8月、暑い中を子どもたちは登下校し、頑張って学習に取り組み、1学期を終えました。また、例年より短い夏休みでしたが、ご家庭のご協力により、健康で、楽しく過ごすことができました。保護者の皆様には、日々の健康管理・観察を始め、マスクやタオル、水筒の準備、暑さへの手立て等、ご支援ご協力を賜り、誠に有り難うございました。地域の皆様には、暑い中での子どもたちの見守り等、ご支援を賜り、心より感謝申し上げます。9月1日(火)から2学期が始まりました。まずは、日々の学習の充実を図っていきます。行事につきましては、新型コロナウイルスの影響で、これまでとは違ったものになります。運動会は、規模の縮小等を行いながら実施する予定です。6年生の修学旅行と5年生の自然学校は、宿泊なしの旅行や活動になりましたが、子どもたちには変更になったその中でも、自然や歴史、文化等について学ぶとともに、思い出をつくってほしいと思っております。また、それぞれの学年も学習内容に応じて、地域や産業、人権、福祉等について、体験を通して学びます。「今、このとき、ここで」という気持ちで、日々の学習はもちろんのこと、これらの学びの機会を大切にし、生きる力を培ったり、キャリアを形成したりして、成長の糧にしてほしいと思います。これまで同様に感染防止対策を継続するとともに、暑さへの対応はまだしばらくは引き続き行っていく必要があります。今後の感染状況により急な変更やお願いをすることがありますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

「命」について考えを深める夏に・・・

1年生のアサガオが優しい色合いの花を咲かせています。連日、暑い日が続いています。保護者の皆様におかれましては、日々の健康観察(検温・押印)を始め、マスクやタオルの準備、暑さへの対応等、ご支援ご協力を賜り、誠に有り難うございます。また、地域の皆様には、登下校等、子どもたちの見守りをしていただき、心より感謝申し上げます。子どもたちは暑い中、登下校し、学習や様々な活動に頑張って取り組んでいます。1年生にとっては小学校での初めての夏です。他の学年の子どもたちにとっては、例年とは違う夏の生活を過ごしています。8月3日(月)からは午前中の授業で、明日8日(土)から土日を含めて、9日間の夏休みが始まります。期間は短いですが、家庭や地域に戻る夏休みです。充実した日々にするために、子どもたちには計画を立て、規則正しい生活を送ってほしいと思います。また、本をゆっくり読んで自分を高めたり、この休みにできることをしたりして、ご家庭での時間を大切にしていただきたいと思います。そして、「命」について考えを深める夏でもあります。新型コロナウイルスにより制限がある中ですが、子どもたちにとって楽しみにしていることがある反面、「危険」と「誘惑」の度合いも高まります。事故や大きな怪我がないように「命を守る」という意識を持って生活してほしいと思います。そして、昨今、気になるのがSNSやスマホゲーム等の使い方です。「楽しい」や「便利」の反面、犯罪に巻き込まれ、取り返しのつかない被害に遭うことがあります。子どもたちを守るためにも、ご家庭のルール(使用時間など)について、話し合いの時間をとっていただければと思います。そして、限度を越さないよう、自分を律する心(自律心)を育むことが将来に向けて大切であると思います。児童全員が元気に8月を過ごして31日(月)の1学期を終え、9月1日(火)からの2学期がスタートできますよう心から願っています。

 

 

 

 

 

 

 

8月15日 終戦から75周年

1945(昭和20)年8月15日、終戦。今年で75年目を迎えます。太平洋戦争末期、戦場では凄惨な戦いが繰り広げられました。その中で、沖縄は日本で唯一地上戦が行われたところであり、人々の生活の場が戦場になり、子どもやお年寄りなど市民が巻き込まれ、亡くなったり、壕の中で自決したりした人々がいました。本土への空襲が激しくなり、8月6日広島、9日長崎に原子爆弾が投下され、合わせて20万人以上もの人が亡くなりました。その後も、放射能による身体的な苦しみと、差別・偏見による精神的な苦しみを受けることになりました。現在、戦争を体験した方々が高齢になり、戦争の記憶が風化していくことへの危機感が高まり、大きな課題になっています。この機会に改めて、戦争に関する本やテレビ番組をお子様と一緒に見られるなどして、戦争で亡くなったり、体も心も傷つき生還されたりした方々、残された家族の方々など思いや願いにふれ、戦争の悲惨さや平和の尊さについて話をする時間を共有していただければ幸いです。

<教科書に掲載されている(掲載されていた)お話>

○3年『ちいちゃんのかげおくり』あまん きみこ

○4年『一つの花』今西 祐行

○5年『石うすの歌』壺井 栄

○6年『平和のとりでを築く』大牟田 稔

<図書室・図書館にある本、課題図書選定の本>

・『まちんと』松谷 みよ子

・『すみれ島』今西 祐行

・『わすれないあの日』三代沢 史子

・『ひろしまのピカ』丸木 俊

・『おきなわ 島のこえ ヌチドゥ タカラ』丸木 俊・位里

・『オットー 戦火をくぐったテディベア』トミー・ウンゲラー

・『トビウオのぼうやは びょうきです』いぬい とみこ

・『おかあさんの木』大川 悦生

・『白旗の少女』比嘉 富子

・課題図書2020高学年 『ヒロシマ 消えたかぞく』指田 和

・『月と珊瑚』上條 さなえ

 

 

<戦時中の神岡小学校>   

青年学校 教練

 

               青年団による開墾作業

画像出典 『郷土 神岡 ~歴史と自然に育まれた里~』

たつの市神岡地区連合自治会

歌・ポスター・放送で「オアシスサ運動」呼びかけ 

先週は代表委員会で決まった「オアシスサ運動推進強調週間」でした。企画委員会の子どもたちは、今朝もあいさつ運動を行っています。図書委員会が作成した「オアシスサ運動の歌」は6年生みんなで歌唱し、録音した歌を先週月曜日のチャレンジタイムの始まりに流しました。メロディーは神岡小学校の校歌です。歌詞は次のとおりです。

オアシスサ運動の歌

♪~

あいさつしよう 元気よく

元気のもとは あいさつだ

おはよう こんにちは さようなら

みんな 明るく 楽しい学校

クラス みんなで

さぁ オアシスサ運動

 

よく考えられていますね。また、整美・園芸委員会と給食委員会がポスターを作成し、貼っています。放送委員会は、朝の放送で、児童会・PTA・校区防犯グループのスローガン「おはようは パワーをくれる 朝の声 今日も一日 元気よく!」を使って、アナウンスをしています。歌とポスター、放送、みんなが笑顔になります。そして、あいさつをしようという明るい気持ちになります。

児童朝会で、「あいさつをするときには」の話をしました。代表委員会で「あいさつ運動」について各学級から出ていた意見を「あ・い・さ・つ」の4つの頭文字に当てはめてみました。

「あ」・・・相手の顔を見て しよう

「い」・・・いつでも しよう

「さ」・・・さきに しよう

「つ」・・・つづけて しよう

歌や様々な呼びかけを通して、あいさつの輪が広がることを期待しています。