届けよう!笑顔・元気・希望 心と力の結集 運動会

10月31日(土)、令和2年度運動会を開催しました。今年度初めての大きな学校行事であり、内容やプログラム構成の検討、参観に際しての依頼等、新型コロナウイルス感染拡大防止の対応を行い、実施しました。また、例年であれば、ご来賓の方々や地域の皆様にも子どもたちの姿をご覧いただき、学校・家庭・地域がともに、子どもたちの活躍や成長を喜び合える場にするところでしたが、ご遠慮をいただくことになりました。

澄み切ったさわやかな秋空のもと、子どもたちはとても輝いていました。正に今年のスローガンである「元気いっぱい 神岡っ子 仲良く 協力 心を一つに かがやこう」そのものでした。真剣な表情、溢れんばかりの笑顔、躍動する姿、学年をこえて応援する態度、友だちへの優しさ…どの場面でも子どもたちのひたむきさがありました。それは、限られた練習時間の中で、本番に向けて、一つ一つめあてを達成してきた自信や集中力、一緒に頑張ってきた仲間とのつながりである心と力を結集させた賜物でした。学年リレー・地区リレーでは、気持ちを託したバトンをつなぎ、全力でコースを駆け抜けました。低学年のダンスは、音楽に乗って踊る姿が生き生きとしていました。ポンポンとバンダナの色鮮やかさと相まって、運動場がパッと明るくなり、笑顔の輪が会場全体に広がりました。中学年のソーランは、気合いの入った表情で、動きに勢いがありました。はっぴ姿も勇ましく、神岡から世界に力を送ろうとする心意気が感じられた演技でした。高学年の表現は、「未来への道しるべ~新型コロナに負けないみんなの思い~」と題して、今、私たちがおかれている日常の中で、「何が必要か」、「何が大切か」を問いかけ、考えさせられました。それは、子どもたちの真剣なまなざしと、それぞれの技や動き一つ一つにその思いや願いが込められていたからに他ありません。最後に創り上げた「神岡小の輪(和)」からは、「未来への道しるべ」となる「夢」や「希望」、「和」の大切さが心に伝わりました。エンディングでの、気持ちを込めて書いた横断幕を持って毅然と整列した姿と、達成感に満ち溢れた清々しい表情で退場していく姿は胸に迫る印象深いシーンでした。5・6年生は、それぞれの係の仕事にも責任を持って取り組んだり、開・閉会式での代表となった6年生は、それぞれの力を十分に発揮した素晴らしい活躍でした。コロナ禍の今、これまで以上に「一生懸命することの尊さ」や「希望を持って、今を精一杯に」を子どもたちの姿から学び、嬉しさや喜び、感動をもらいました。

最後になりましたが、運動会の開催にあたり、ご尽力いただきましたPTA本部並びに役員の皆様をはじめ、お子様の健康管理や観覧に際してのご依頼等、ご支援とご協力をいただきました全ての保護者の皆様に心より感謝申し上げます。有り難うございました。