3年環境体験学習

9月15日(火)、3年生は県の環境体験学習として、姫路市伊勢自然の里環境学習センターに行きました。まず、じゃぶじゃぶ池で水生生物の観察。はだしで池の中へ。「いるかな?」植物の根元を網で探っています。網の中を見てみると、動いている生物がいます。「つかまえた!」嬉しそうにバケツに入れていきます。「これ何やろな?」向こうの方では、バケツをのぞき込みながら、友だちと話をしています。好奇心いっぱいで、夢中になっている表情ばかりです。それぞれが捕まえた水生生物を水槽の中に入れ、説明を聞きました。メダカやミナミヌマエビ、タガメ、ゴオイムシ、タイコウチ・・・レアなミズカマキリもいました。熱心に話を聞き、発表もしました。

休憩と着替えをして、次は、植物・森林の観察。ビオトープを見学しながら、絶滅危惧の植物についての話では、かつて水田で多く見られたデンジソウが今や数が少なくなっていることやそれぞれの植物が子孫を残すために知恵を働かせていることなどを教えてもらいました。また、森の中では、自然の山と植林された山の違いなどの話を聞きました。そして、大津茂川の源流からのせせらぎを間近に見た後、中流・下流・海までの写真を見ながら、それぞれの川辺の環境の話を聞きました。ゴミ問題、鳥や海洋生物が食べたゴミ袋・マイクロプラスチック・・・みんなの表情は真剣でした。

その後、お弁当をおいしくいただき、午後の活動へ。スライドを見ながら、絶滅危惧種や食物連鎖、そして、「ハチドリのひとしずく」の話から、一人一人が自然環境を守るためにできることは何かを考えるきっかけをいただきました。体験を通して学んだ知識や考え、友だちの意見からの気づきがこれからの学習や生活にいかされていくと思います。