11月15日(月)・16日(火)、6年生は奈良・京都への修学旅行に行きました。新型コロナウイルスの影響により、9月の予定が延期になりましたが、検温や消毒など感染防止対策を講じて実施しました。事前にめあてや決まりについて学年で話し合いをするとともに、見学場所の調べ学習をしていました。
15日(月)のスタートは、日本初の世界遺産である法隆寺。五重塔や金堂、回廊、そして、夢殿を見学し、歴史の重みを感じていたようです。続いて、奈良公園では昼食をとった後、おみやげを買ったり、鹿と遊んだりしたりしました。午後からは班別活動で、二月堂や三月堂、鐘楼などを巡りました。東大寺大仏殿では、大仏様の大きさを驚きの表情で見ていました。清水寺では、清水の舞台から色づいた木々と京都のまち並みの眺めを楽しみました。宿舎では夕食を食べたり、部屋で遊んだりして、友だちと過ごすことへの嬉しさが溢れていました。
16日(火)は、室町文化を今に伝える慈照寺銀閣と鹿苑寺金閣、大政奉還の舞台になった二条城を巡りました。砂で表現された向月台や銀沙灘の庭園と銀閣の調和、紅葉と黄金に輝く金閣の華やかさを興味深く見ていました。そして、東映太秦映画村では昼食後、時代劇のセットやアトラクションなどで楽しみました。
「温故知新」故きを温ね、新しきを知る。歴史にふれ、五感を通して感じたり、見聞したり、当時の人々の思いや願いを想像したりしたことから、日本の歴史や文化、技術の素晴らしさを学び、継承や活用など、これから様々な面で生かしてくれることと思います。何より元気に帰校し、笑顔と「楽しかった」の言葉から、修学旅行の2日間は、いつまでも大切な思い出となって残っていくことと思います。健康管理や準備など、保護者の皆様のご支援ご協力に深く感謝申し上げます。