6年生 奈良・京都への修学旅行

11月13日(木)と14日(金)、6年生は、奈良京都への修学旅行に行きました。

最初の見学先は、姫路城とともに日本初の世界遺産となった法隆寺。大講堂や五重塔、金堂、大宝蔵院、夢殿などを見学しました。当日は幸いなことに、秘仏とされる夢殿の救世観音菩薩像も公開期間中で見ることができました。

法隆寺の次は奈良公園。若草山で昼食をとり終えると、早速お土産を買ったり、鹿と遊んだり(遊ばれたり?)しました。そのあとは二月堂や三月堂、鐘楼などを巡り、東大寺大仏殿へ。いよいよ大仏様の見学です。大仏殿の大きさ、大仏の大きさにも驚きの声が上がっていました。奈良を出ると、京都の清水寺へ。清水の舞台から京都の街並みの眺めを楽しみました。宿舎では、豪華な夕食や友達と過ごせる一夜への喜びがあふれ出ていました。

  

  

       2日目は室町文化を今に伝える慈照寺銀閣からスタート。趣ある庭園に心癒されました。次は二条城。廊下のうぐいす張りの音を楽しんだり、人形で再現された将軍と諸大名との謁見の様子を見たりして、江戸時代に思いを馳せました。そして鹿苑寺金閣。晴れ渡る空のもと、想像以上にまばゆく光り輝く金閣。湖面に映る姿の鮮やかさに見とれました。修学旅行の最後はお待ちかねの東映太秦映画村。時代劇のセットやアトラクションを楽しみ、お土産もしっかり買いました。

  

   

歴史の舞台となった場所に立ち、歴史に名を遺した人物が歩いたかもしれない道、その手で触れたかもしれない柱に直接触れ、数百年の昔に思いを馳せたことから、より関心をもって社会科の歴史学習に取り組めたり、日本の歴史や文化、技術の素晴らしさを感じ、継承や活用をしたりなど、今後いろいろな面で生かしてくれることと思います。

龍野東中学校区3小学校                  人間関係づくりプログラム

11月7日(金)、神岡小学校・小宅小学校・誉田小学校の6年生が、龍野東中学校の体育館に集まり、人間関係づくりプログラムの交流をしました。この行事のねらいは、「同じ中学校区の小学校の6年生同士の交流を深めることにより、中学校進学への不安感を軽減し、期待感を高める」ことです。3小学校総勢約200名が6つのグループに分かれ、大阪府青少年活動財団の講師さんの指導のもと、より良い関係づくりのための様々なアクティビティ(活動)に取り組みました。初対面で緊張していた子どもたちが、だんだん難しくなる課題にグループで力を合わせて挑む中で、少しずつ打ち解けていきました。ねらいどおり中学校進学への期待感が高まったことでしょう。

 

秋晴れの空のもと 運動会開催!

令和7年度運動会スローガン                                『 神岡っ子 笑顔のきずなで 運動会を楽しもう 』

スローガンどおり笑顔あふれる楽しい運動会になりました                                  

11月1日(土)、すがすがしい秋晴れの空のもと、令和7年度神岡小学校運動会を開催しました。児童のご家族はもちろん、来賓や地域の皆様にも多数ご来場いただいて、大盛会となりました。

今年度の運動会は学年リレーと、低・中・高学年に分かれての競争遊技、児童会で企画した全校リレーで構成しました。学年リレーは、学年ごとに形式が違います。1・2年生はリングバトンを使っての折り返しリレーです。3年生は、トラック内に描かれた大きな2つの円の外周を2つのチームがそれぞれにリレーしました。4年生は第1走者のみセパレートコースで第2走者からはオープンコース、5・6年生は全員がセパレートコースでのリレーというように、学年に応じた形でバトンをつなぎました。競争遊技は1・2年生は玉入れ。「アロハ玉入れ」と題して、入場ではとてもかわいいダンスを披露してくれました。3・4年生は大玉転がし「みんなの大玉が世界をつなぐ、神岡万博2025」。全員が世界各国の国旗を背中に大玉転がし競争の後、一列に手をつないで並んで長い万国旗を完成させました。大阪万博が思い起こされ感動的なフィナーレでした。5・6年生は綱引きです。と言っても一本の大綱を左右にチームが分かれて引き合ういつもの綱引きとは大きく違っています。両チーム綱のどこを引いても良く、綱を握ったままで自分のチーム側に並べられた3つのコーンの内2つを先に倒した方が勝ちというルールです。チームの士気を鼓舞するリーダーの口上に続いて出陣の気合のポーズを決めてゲームが始まります。力が拮抗して勝敗が決するまでに時間がかかりましたが、全員が力を出し切った見ごたえのある大勝負でした。どの演技もそれぞれに工夫があり、また、どの子も全力でがんばり、驚きと笑顔がいっぱいで、感動しました。

この運動会に向けて積み上げた練習・諸準備を通して、子どもたちは一段と成長でき、学年・学級としての「絆」を深めていくことができました。また、一生懸命頑張ることや心を合わせて取り組むことで、達成感や充実感を感じられたり、自分自身の未知の可能性に気づいたりすることができたことでしょう。

運動会の開催にあたり、準備から、当日の運営にご協力くださいましたPTAの皆様には、心より感謝いたします。また、来賓・ご家族・地域の皆様には最後まで温かいご声援をいただき、心よりお礼申し上げます。

 

 

 

 

誰もが幸せに 福祉学習 4年生

4年生は総合的な学習のテーマとして「やさしい町神岡」を掲げ、福祉学習に取り組んでいます。この学習では、世の中にはいろいろな立場の人がいることを知り、誰もが幸せに暮らすことができるために何が必要か、自分たちに何ができるのかを考えることをねらいとしています。

いろいろな立場の人がいて、何に困るのか、自分たちにできることは何かを知るために、さまざまな体験学習に取り組みました。

これまでに、車椅子体験は3年生の時にすでに学習しています。4年生では、それぞれ講師をお招きして、認知症キッズサポーター養成講座(9/17)、点字体験(10/1)、手話体験(10/3)の3つの学習をし、11月12日にはアイマスク体験をしました。また、12月3日には、パラリンピックの世話をしておられた方から話を聞かせていただきます。

これらの体験学習をもとに、心のバリアフリーについても学習を深め、自分たちに何ができるのかについて考え、神岡町をさらにやさしい町にしようという意欲を高めたいと考えています。

 

 

 

 

竹馬の練習も がんばっています!

運動会も終わり、竹馬の練習を頑張っています。1年生の初めての練習には、6年生がお手伝いに入り、粘り強くやさしく教えてくれました。また、火曜日と木曜日の休憩時間には、保健体育委員会が中心となって指導者役の有志児童を募り、希望する児童の練習を手伝ってくれる企画もスタートしました。子どもたち同士で助け合って、神岡の子どもたちがますます竹馬に慣れ親しんでくれることを期待しています。

 

 

 

秋の収穫 いもほり大豊作! 1・2年生

10月23日、1年生と2年生は、いもほりをしました。春に植えた苗。土の中でサツマイモは大きく育ってるかなと楽しみに掘り始めました。土は固くなっていましたが、つるに沿って力を入れて掘り進めると、サツマイモの頭が出てきます。あったぞ!と周りを掘っていくと、掘っても掘ってもサツマイモを取り出せません。一か所に4つも5つも大きなかたまりになってうまっています。移植ごてを持つ手が痛くなってもあきらめないで掘り進め、大きなサツマイモをたくさん掘り出しました。例年を大きく上回る大豊作で、24日には、1・2年生みんなで分け合って持ち帰りました。また、ツルは束ねてリースの土台を作りました。

  

 

自然環境を学ぶ 水生生物調査 3年生

10月2日(木)、3年生は環境体験学習の一環として、鳥井橋周辺で林田川の水生生物調査を行いました。水生生物調査は、川にすむ生き物の調査で、そこにいる生き物の種類から水質などを知ることができます。もともとは1学期、6月に実施予定でしたが、天候不良で延期の末に1学期中の実施を断念していました。それがようやく実施できるとあって、子どもたちもやる気満々で現地に向かいました。鳥井橋の南側の林田川は水深は浅いのですが、ライフジャケットで万全の備えをして活動開始。泳いでいる生き物や石の陰に隠れている生き物など、悪戦苦闘しながら夢中でたくさんの生き物を見つけました。

学校に帰ってから、それらの生き物について調べ、鳥井橋周辺の林田川は「ややきれいな水」だということがわかりました。これからこの林田川のきれいな水を守るために、もっときれいな水にするために、自分たちに何ができるか考え、まとめていきます。

身近な林田川をこれまでとは違った視点で見つめ、これまで以上に親しみを感じ、自然を大切にしていこうという気持ちを育てたいと考えています。

 

 

歯を大切に 歯科校医指導

9月18日、6年生は、歯科校医の長谷英明医師から、むし歯になる仕組みや、歯を守るための心得などを教えていただきました。食事をすると、糖分を餌にする虫歯菌が酸を出して歯を溶かしてしまうけれど、唾液の働きで2時間程度で修復してくれるので、食間を少なくとも2時間空けるようにすると、むし歯になりにくいとのこと。甘いものを避けると、虫歯菌が酸を出さないので予防につながるそうです。健康で長生きするためには、元気に行動できる体力が必要で、そのためには食事でしっかりと栄養をとれることが必要で、食事のためには歯の健康が必要。逆に言えば、歯が悪くなることで、寿命を縮めてしまうことにつながると教えていただきました。自分たちの寿命を左右するような話の内容に、子どもたちも食い入るように聞いていました。きっと強く心に残り、今後の飲食の習慣を見直していくことでしょう。

  

今週末! 運動会にお越しください

今週末、11月1日(土)8時45分より、運動会を開催いたします。                           運動会に向けて、子どもたちは毎日練習をがんばっています。                         本校児童のご家族の皆様、いつもご支援いただいております神岡町の地域の皆様、どうぞお誘い合わせの上、神岡小学校運動会にお越しください。

運動会開催予告のチラシ(隣保回覧済み)https://kamiokasyo.tatsuno.ed.jp/blog/wp-content/uploads/2025/10/7bd3fbeb545c7aa4a89a22af432cd8c3.pdf

プログラム                    https://kamiokasyo.tatsuno.ed.jp/blog/wp-content/uploads/2025/10/5ef00cb34dc7539f75676acb0606d9f8.pdf

4泊5日の自然学校 5年生

5年生は、ハチ高原において、4泊5日の自然学校を実施しました。テーマを「自立・協力・挑戦 ~Go!合!5年生!!~」とし、そのテーマに沿って自分のめあて、班のめあてを決め、それを意識して活動しました。

主な活動としては、箸づくり、イニシアティブゲーム、ツリーイング(木登り)、鉢伏山ハイキング、秘密基地づくり、火起こし体験、飯盒炊飯、焼き板づくり、キャンプファイヤーなど。どの活動も、協力が不可欠です。

1日目の箸づくりでは、慣れない小刀で固い竹棒に悪戦苦闘しながら個性的な箸を作り上げました。イニシアティブゲームは、4つの課題に挑戦しました。班のメンバーで知恵を出し合って一つ一つクリアしていきました。2日目のツリーイングは、多くの子が楽しみにしていたプログラムの一つです。森の木々に取り付けられた専用のロープと装具を使って登っていくのですが、地面から近いところで宙吊り感覚を楽しむ子もいれば、高さに挑み地面から10m近い高さまでも登っている子もいました。2日目の午後は基地づくり。森の中に落ちている木の枝や石を集めて学校のビニールシートやロープと合わせ、班ごとに基地を作りました。アイディアを出し合い試行錯誤しながら、どの班も想像以上に立派な基地をつくり上げました。

  

  

     

3日目の午前は鉢伏山登山の予定でしたが、天気が不安定で雨の心配もあり、宿舎からも見える範囲のゲレンデを約1時間かけてハイキングしました。宿舎から10分ほど歩いた小高い丘には「鉢伏高原」の名が刻まれた丸太を組み合わせたモニュメントがあり、鉢伏山やゲレンデを背景に全員で記念写真を撮りました。そのあとゲレンデを中腹まで登り、ハチ高原のゲレンデやそれを囲む宿舎の全体が見渡せる草原で眺めを楽しみ休憩しました。素晴らしい雄大な眺めの中、広いゲレンデの斜面で鬼ごっこを楽しむグループや、寝転がって広い空を見上げて大自然の心地よさを味わうグループなど、思い思いに楽しんでいました。3日目の午後は、大型固定テントの屋根がある野外炊飯場で勾玉づくりをしました。途中から降り出した雨は時間とともに激しくなり、雷もなり始めました。勾玉づくりは早めに切り上げ、屋内に避難しました。自然の猛威に少しふれ、子どもたちの記憶にも残る体験となったことと思います。

 

4日目の午前は野外炊飯でした。野外炊飯は火起こしから始めました。火起こしは、火打ち金物と石を叩き合わせて火花を綿状にほぐした麻ひもに飛ばして種火を作り、それを新聞へ、さらに薪へと燃え移らせていきます。実際にやってみると、なかなか種火の状態にもできず、どの班も役割を分担し、交代しながら長時間悪戦苦闘しました。火がついた班からは大きな歓声が上がりました。しかし、やっとついた火も維持することが難しく、日頃簡単に使える火のありがたさを感じる機会となりました。4日目の夜は悪天候のため、キャンプファイヤーの予定を屋内のキャンドルサービスに変更しました。それぞれのグループが考えたスタンツは大いに盛り上がりました。大騒ぎの時間ばかりではなく、静かにキャンドルの火を見つめて火のありがたさを考えたり、仲間のすばらしさを感じたりする時間も子どもたちの心に残る時間となったことでしょう。

 

     

この自然学校をとおして、それぞれ個人としても学級集団としてもいろいろな面で成長することができました。今後の学校生活の中で、自然学校での学びをさらに磨き、深めてもらいたいと願っています。