誰もが幸せに 福祉学習 4年生

4年生は総合的な学習のテーマとして「やさしい町神岡」を掲げ、福祉学習に取り組んでいます。この学習では、世の中にはいろいろな立場の人がいることを知り、誰もが幸せに暮らすことができるために何が必要か、自分たちに何ができるのかを考えることをねらいとしています。

いろいろな立場の人がいて、何に困るのか、自分たちにできることは何かを知るために、さまざまな体験学習に取り組みました。

これまでに、車椅子体験は3年生の時にすでに学習しています。4年生では、それぞれ講師をお招きして、認知症キッズサポーター養成講座(9/17)、点字体験(10/1)、手話体験(10/3)の3つの学習をし、11月12日にはアイマスク体験をしました。また、12月3日には、パラリンピックの世話をしておられた方から話を聞かせていただきます。

これらの体験学習をもとに、心のバリアフリーについても学習を深め、自分たちに何ができるのかについて考え、神岡町をさらにやさしい町にしようという意欲を高めたいと考えています。

 

 

 

 

竹馬の練習も がんばっています!

運動会も終わり、竹馬の練習を頑張っています。1年生の初めての練習には、6年生がお手伝いに入り、粘り強くやさしく教えてくれました。また、火曜日と木曜日の休憩時間には、保健体育委員会が中心となって指導者役の有志児童を募り、希望する児童の練習を手伝ってくれる企画もスタートしました。子どもたち同士で助け合って、神岡の子どもたちがますます竹馬に慣れ親しんでくれることを期待しています。

 

 

 

秋の収穫 いもほり大豊作! 1・2年生

10月23日、1年生と2年生は、いもほりをしました。春に植えた苗。土の中でサツマイモは大きく育ってるかなと楽しみに掘り始めました。土は固くなっていましたが、つるに沿って力を入れて掘り進めると、サツマイモの頭が出てきます。あったぞ!と周りを掘っていくと、掘っても掘ってもサツマイモを取り出せません。一か所に4つも5つも大きなかたまりになってうまっています。移植ごてを持つ手が痛くなってもあきらめないで掘り進め、大きなサツマイモをたくさん掘り出しました。例年を大きく上回る大豊作で、24日には、1・2年生みんなで分け合って持ち帰りました。また、ツルは束ねてリースの土台を作りました。

  

 

自然環境を学ぶ 水生生物調査 3年生

10月2日(木)、3年生は環境体験学習の一環として、鳥井橋周辺で林田川の水生生物調査を行いました。水生生物調査は、川にすむ生き物の調査で、そこにいる生き物の種類から水質などを知ることができます。もともとは1学期、6月に実施予定でしたが、天候不良で延期の末に1学期中の実施を断念していました。それがようやく実施できるとあって、子どもたちもやる気満々で現地に向かいました。鳥井橋の南側の林田川は水深は浅いのですが、ライフジャケットで万全の備えをして活動開始。泳いでいる生き物や石の陰に隠れている生き物など、悪戦苦闘しながら夢中でたくさんの生き物を見つけました。

学校に帰ってから、それらの生き物について調べ、鳥井橋周辺の林田川は「ややきれいな水」だということがわかりました。これからこの林田川のきれいな水を守るために、もっときれいな水にするために、自分たちに何ができるか考え、まとめていきます。

身近な林田川をこれまでとは違った視点で見つめ、これまで以上に親しみを感じ、自然を大切にしていこうという気持ちを育てたいと考えています。

 

 

歯を大切に 歯科校医指導

9月18日、6年生は、歯科校医の長谷英明医師から、むし歯になる仕組みや、歯を守るための心得などを教えていただきました。食事をすると、糖分を餌にする虫歯菌が酸を出して歯を溶かしてしまうけれど、唾液の働きで2時間程度で修復してくれるので、食間を少なくとも2時間空けるようにすると、むし歯になりにくいとのこと。甘いものを避けると、虫歯菌が酸を出さないので予防につながるそうです。健康で長生きするためには、元気に行動できる体力が必要で、そのためには食事でしっかりと栄養をとれることが必要で、食事のためには歯の健康が必要。逆に言えば、歯が悪くなることで、寿命を縮めてしまうことにつながると教えていただきました。自分たちの寿命を左右するような話の内容に、子どもたちも食い入るように聞いていました。きっと強く心に残り、今後の飲食の習慣を見直していくことでしょう。

  

今週末! 運動会にお越しください

今週末、11月1日(土)8時45分より、運動会を開催いたします。                           運動会に向けて、子どもたちは毎日練習をがんばっています。                         本校児童のご家族の皆様、いつもご支援いただいております神岡町の地域の皆様、どうぞお誘い合わせの上、神岡小学校運動会にお越しください。

運動会開催予告のチラシ(隣保回覧済み)https://kamiokasyo.tatsuno.ed.jp/blog/wp-content/uploads/2025/10/7bd3fbeb545c7aa4a89a22af432cd8c3.pdf

プログラム                    https://kamiokasyo.tatsuno.ed.jp/blog/wp-content/uploads/2025/10/5ef00cb34dc7539f75676acb0606d9f8.pdf

4泊5日の自然学校 5年生

5年生は、ハチ高原において、4泊5日の自然学校を実施しました。テーマを「自立・協力・挑戦 ~Go!合!5年生!!~」とし、そのテーマに沿って自分のめあて、班のめあてを決め、それを意識して活動しました。

主な活動としては、箸づくり、イニシアティブゲーム、ツリーイング(木登り)、鉢伏山ハイキング、秘密基地づくり、火起こし体験、飯盒炊飯、焼き板づくり、キャンプファイヤーなど。どの活動も、協力が不可欠です。

1日目の箸づくりでは、慣れない小刀で固い竹棒に悪戦苦闘しながら個性的な箸を作り上げました。イニシアティブゲームは、4つの課題に挑戦しました。班のメンバーで知恵を出し合って一つ一つクリアしていきました。2日目のツリーイングは、多くの子が楽しみにしていたプログラムの一つです。森の木々に取り付けられた専用のロープと装具を使って登っていくのですが、地面から近いところで宙吊り感覚を楽しむ子もいれば、高さに挑み地面から10m近い高さまでも登っている子もいました。2日目の午後は基地づくり。森の中に落ちている木の枝や石を集めて学校のビニールシートやロープと合わせ、班ごとに基地を作りました。アイディアを出し合い試行錯誤しながら、どの班も想像以上に立派な基地をつくり上げました。

  

  

     

3日目の午前は鉢伏山登山の予定でしたが、天気が不安定で雨の心配もあり、宿舎からも見える範囲のゲレンデを約1時間かけてハイキングしました。宿舎から10分ほど歩いた小高い丘には「鉢伏高原」の名が刻まれた丸太を組み合わせたモニュメントがあり、鉢伏山やゲレンデを背景に全員で記念写真を撮りました。そのあとゲレンデを中腹まで登り、ハチ高原のゲレンデやそれを囲む宿舎の全体が見渡せる草原で眺めを楽しみ休憩しました。素晴らしい雄大な眺めの中、広いゲレンデの斜面で鬼ごっこを楽しむグループや、寝転がって広い空を見上げて大自然の心地よさを味わうグループなど、思い思いに楽しんでいました。3日目の午後は、大型固定テントの屋根がある野外炊飯場で勾玉づくりをしました。途中から降り出した雨は時間とともに激しくなり、雷もなり始めました。勾玉づくりは早めに切り上げ、屋内に避難しました。自然の猛威に少しふれ、子どもたちの記憶にも残る体験となったことと思います。

 

4日目の午前は野外炊飯でした。野外炊飯は火起こしから始めました。火起こしは、火打ち金物と石を叩き合わせて火花を綿状にほぐした麻ひもに飛ばして種火を作り、それを新聞へ、さらに薪へと燃え移らせていきます。実際にやってみると、なかなか種火の状態にもできず、どの班も役割を分担し、交代しながら長時間悪戦苦闘しました。火がついた班からは大きな歓声が上がりました。しかし、やっとついた火も維持することが難しく、日頃簡単に使える火のありがたさを感じる機会となりました。4日目の夜は悪天候のため、キャンプファイヤーの予定を屋内のキャンドルサービスに変更しました。それぞれのグループが考えたスタンツは大いに盛り上がりました。大騒ぎの時間ばかりではなく、静かにキャンドルの火を見つめて火のありがたさを考えたり、仲間のすばらしさを感じたりする時間も子どもたちの心に残る時間となったことでしょう。

 

     

この自然学校をとおして、それぞれ個人としても学級集団としてもいろいろな面で成長することができました。今後の学校生活の中で、自然学校での学びをさらに磨き、深めてもらいたいと願っています。

実り多き、充実した2学期を!

子どもたちにとって、長くて楽しかった夏休みが終わりました。夏休み中、それぞれのご家庭で、お子様はどのように過ごされましたでしょうか。夏休み前の終業式では次のような話をしました。                                                                                                    1つめ、「これまで頑張ってきたことや新しく挑戦したいことなど、目標を決めて取り組もう。」                                                                                            2つめ、「きまりを守ろう。」(一人一人の命や健康を守り、楽しい夏休みにするための基本)                                                     3つめ、「サイに追いかけられないように、ゾウになって行動しよう。」(「勉強しなさい」「〇〇しなさい」の「サイ」に追われるのではなく、「お手伝いするぞう」「〇〇するぞう」の「ゾウ」を心がけよう)                     さて、3つの事は守れていたでしょうか? 2学期の始業式では、これらのことは夏休み中だけでなく、引き続き意識して取り組んでいってほしいと話しました。目標をもち、きまりを意識しながら、自分で考え自分で判断して行動すること(自律)や、自分のことは自分ですること(自立)を心がけていけるとすばらしいですね。そのような意識、主体性を育むために、子どもが考え判断し、選択したり挑戦したりする場面を増やしていけるよう、学校の教育活動も見直しを進めていきます。

2学期も、子どもたちが楽しみにしているたくさんの行事があります。5年生はすでにハチ高原での4泊5日の自然学校を終えました。今後、1~4年それぞれの校外学習、11月には運動会と6年生の修学旅行もあります。行事や教育活動を、子どもたちがより主体性を発揮できるものへと充実させるよう努めてまいります。それぞれの行事・教育活動が子どもたちに活力を与え、日々の学習の意欲や主体性の伸長、大きな成長につながる、実りの多い2学期にしていきます。

実り多き1学期が終了

「自律と自立」で有意義な夏休みに!

7月18日は1学期の終業式でした。

この1学期、6月には創立150周年を祝う会という大きな行事がありました。創立150周年を祝う会は、地域の皆様にもお越しいただき盛大に開催できました。第3部のバルーンリリースはとても美しく、いつまでもその映像が記憶に残ることでしょう。                                                                             水泳の授業は天候等の影響は受けましたが、すべての学年がしっかりと水に親しんだり泳力を伸ばしたりできました。多くの行事や教育活動の中で、子どもたちがそれぞれに成長できました。どの子にとっても成果の多い1学期であったと思います。

19日からは夏休みに入っています。夏休み中の学校からの必修課題は、極力少なくしています。学校で児童と担任が相談し、夏休み中の学習計画を立て、それをもとにご家庭でも話し合っていただいて、さらにお子様に合った学習計画を作っていただきました。学期中ではできないことにも挑戦、参加して、経験を積み重ねていく良い機会なので、学習面でも生活面でも「自律」と「自立」を意識して、有意義な過ごし方をしてもらいたいです。