昔の道具体験 醤油資料館見学 3年生

 1月23日(火 1組)、24日(水 2組)の両日に、たつの市歴史文化資料館で、3年生が昔の道具体験をしました。

資料館に着くと、玄関前の庭にたくさんの見慣れない道具が並べられていました。あんかなどの暖房器具、羽釜やおひつ、ちゃぶ台、黒電話や炭を入れるアイロンなどの道具や、竜吐水という水鉄砲の仕組みで作られた人力消火器など、他にもたくさんありました。初めて見るものへの興味と、それぞれの工夫、今の道具との違いへの驚きで、子どもたちは興味津々、とても嬉しそうでした。また、石臼に大豆を入れて、自分たちでひいて、きなこを作る体験もでき、とても興味深かったようです。

資料館の中では、展示室に燭台(しょくだい)や行灯(あんどん)、提灯やなどが置かれていました。展示室のドアを閉めて照明を消すと… 真っ暗で、目を見開いても何も見えない暗闇になりました。そこから、マッチ1本の火、ろうそく、行灯と、道具が進化していくにつれて、だんだん明るくなる様子を体験しました。まただんだん安全な光になっていったこともわかりました。昔の人々の知恵への尊敬や、便利になっている今のくらしへの感謝の気持ちをもちました。

うすくち醤油資料館では、昔の醤油づくりの作業場を見学し、うすくち醤油誕生の物語をはじめ、醤油づくりにまつわる話を聞かせていただきました。

いろんな方に親切に昔の道具や醤油について教えていただき、人のあたたかさや誇れる産業にふれ、また少し、ふるさと「たつの」を愛する心につながってくれればと願っています。