4年生が、学級ごとに2日間にわかれて、たつの市の「海に学ぶ体験事業」で室津・御津方面へ校外学習に出かけました。内容は、室津漁港で漁船乗船体験と、生けすで魚介類とのふれあい、そのあと道の駅「みつ」で、シーフードカレーの調理と昼食です。
室津漁港につくと、2隻の漁船に分かれて乗船しました。フェリーなどの大きな船には乗ったことがあるけれど、漁船のような小型の船は初めてだという子が多く、大小の揺れにとばされないよう、しゃがみこんだり船べりにしがみついたりしながら、それでも楽しんでいました。 港に戻ると、生けすを泳ぐ出荷前の魚にふれさせてもらいました。ワタリガニやタコ、タイやヒラメ、カワハギなど。ふれた瞬間の生きた魚たちの反応にびっくりすることも度々で、貴重な体験となりました。 道の駅「みつ」では、シーフードカレーに入れるエビや魚の下ごしらえを手分けしてしました。昼食のシーフードカレーはとてもおいしくて、多くの子がおかわりをしてお腹一杯いただきました。 片付けを済ませると、指導員の方から播磨灘の水産資源についての話を聞きました。魚に詳しい児童もいて、魚の写真から次々と名前を言い当てていました。 播磨灘の豊かな水産資源も、水質の悪化などの影響を受けています。それが海の生き物の命を脅かしていて、それを食べる人の体にも悪影響を与える恐れがあるそうです。私たちもしっかりと考えて行動しなければいけないと思います。楽しい体験、おいしい食事をいただき、これからの生き方についても考える機会としてもらいたいです。