たつのの三大産業の一つである皮革。新型コロナの影響で日程調整が難しい中、3月11日(金)、5年生は、たつの革細工協会代表理事の竹本富浩さんから、皮革についての学習と革細工をリモートにて行いました。持ってきていただいていた背割りした牛の革や毛がついている馬の皮などを見たり、触ったりしながら、皮革の種類や特性などについてのお話を聞きました。また、これまで総合的な学習の時間で調べたり、この日、聞かせていただいたりした中で、疑問に思ったことを質問し、竹本さんに答えていただきました。子どもたちは、興味深く聞き、メモをとっていました。そして、革細工としてトレイを作りました。スクリーンの映像を見ながら、作り方の説明を聞いた後、革の感触を手で感じながら、まわりを水で濡らしてトレイの形に折り曲げました。次に、アルファベットや模様などの刻印棒を選び、革を水で湿らせたところに置き、木槌で叩いて型を押していきました。自分のイニシャルや模様を組み合わせてデザインし、できあがった素敵なトレイに子どもたちはとても満足そうな表情でした。