6年生 STEAM教育推進事業

10月7日(木)、6年生はSTEAM教育推進事業として、兵庫県立大学大学院生命理学研究科准教授(理学博士)園部誠司先生を講師として、「アメーバの観察」の授業をしていただきました。STEAM教育とは、「Science」、「Technology」、「Engineering」、「Art」、「Mathematics」のそれぞれの頭文字を取った、科学・技術・工学・芸術・数学の教育分野を総称した言葉で、これらの各教科での学習を実社会での課題解決に生かしていくための教科横断的(総合的)な教育のことです。「自分で学び、自分で理解していくこと」これからのグローバル社会やAI時代に適応できるように、論理的思考力や問題解決能力などを身につけ、高めていくことをめざしています。

園部先生から細胞についての説明や単細胞であるアメーバの増え方などのお話を聞いたり、スポイトでスライドガラスにのせたアメーバを電子顕微鏡で観察したりする子どもたちは、興味津々の様子でした。また、アメーバにえさをやると、アメーバの体内でえさが動いている様子も観察し、驚きの声が上がっていました。

授業後に、サポートに来られていた大学生2人に生命理学研究の分野に進んだきっかけなどの話を聞きました。園部先生も様々な体験活動の大切さを話されました。子どもたちが将来に向けてのキャリア教育の視点からも意義深い授業になりました。