6年生は、奈良京都への修学旅行に行きました。
最初の見学先は、姫路城とともに日本初の世界遺産となった法隆寺。五重塔や金堂、大宝蔵院、夢殿などを見学しました。当日は幸いなことに法要があり、多くの僧侶の方が作法にのっとり大講堂へ入る姿を見ることができたり、秘仏中の秘仏、夢殿の救世観音菩薩像も公開期間中で見ることができたりしました。
法隆寺の次は奈良公園。若草山で昼食をとり終えると、早速お土産を買ったり、鹿と遊んだり(遊ばれたり?)しました。そのあとは二月堂や三月堂、鐘楼などを巡り、東大寺大仏殿へ。いよいよ大仏様の見学です。大仏殿の大きさにも感心しますが、大仏殿に入って大仏の大きさにも驚きの声が上がっていました。奈良を出ると、京都の清水寺へ。清水の舞台から京都の街並みの眺めを楽しみました。宿舎では、豪華な夕食や友達と過ごせる一夜への喜びがあふれ出ていました。
2日目は室町文化を今に伝える慈照寺銀閣からスタート。趣ある庭園に心癒されました。次は二条城。廊下のうぐいす張りの音を楽しんだり、人形で再現された将軍と諸大名との謁見の様子を見たりして、江戸時代に思いを馳せました。そして鹿苑寺金閣。晴れ渡る空のもと、想像以上にまばゆく光り輝く金閣。湖面に映る姿の鮮やかさに見とれました。修学旅行の最後はお待ちかねの東映太秦映画村。時代劇のセットやアトラクションを楽しみ、お土産もしっかり買いました。
歴史の舞台となった場所に立ち、歴史に名を遺した人物が歩いたかもしれない道、その手で触れたかもしれない柱に直接触れ、数百年の昔に思いを馳せたことから、より関心をもって社会科の歴史学習に取り組めたり、日本の歴史や文化、技術の素晴らしさを感じ、継承や活用をしたりなど、今後いろいろな面で生かしてくれることと思います。