太鼓づくり 5年生

2月15日(水)、5年生が太鼓屋六右衛門さんに太鼓づくりを教えていただきました。

まず、六右衛門さんが太鼓づくりを始めるようになった経緯や太鼓づくりの仕事などについて話されました。その中で、「ありがとう」の感謝の気持ちを相手にしっかりと伝えることの大切さを話されました。そして、太鼓づくりでは、「牛の命に感謝する」「太鼓をつくるときの心持ちが大切」と話され、子どもたちはそれらを感じながら、「職人さん」としての意識をもって、つくっていきました。太鼓の胴の上下に置いた革の穴に順に紐を通し、その紐を締めて革を張っていきました。グループを回って指導される六右衛門さんの巧みで、素早い技術に驚きの表情で見入っていました。そして、よい響きの音が出たときは満面の笑顔でした。

完成後、太鼓づくりの苦労や工夫、革のよさなどの質問もし、知識とともに、体験を通して、六右衛門さんの思いや願いを学んだ活動になりました。