5年自然学校(自然体験活動③)

気持ちのよい秋空の11月6日(金)、自然学校(自然体験活動)最終の3回目です。児童代表が挨拶をし、バスは佐用町にあるひょうご環境体験館へ。色づき始めた木々や山々の景色がとてもきれいでした。ユニークな形をした建物の中へ。ガイダンスを聞き、①ネイチャーゲーム②環境学習の2つに分かれて、活動開始。森の中に隠された人工物を探すゲームでは、目を凝らしながら見つけようとすることで、自然の美しさに目を向けることができました。環境学習では、デジタル地球儀を使いながら、地球温暖化の状況や原因、生活の改善などについて話を聞きました。また、光や風などを使った環境体験コーナーでは楽しみながら、学ぶことができました。お礼の挨拶をして、バスに乗り、西はりま天文台へ。

天気はさらによくなり、芝生の斜面で気持ちのよくお弁当タイム。ゆったりとした中、おいしくいただきました。そして、天文台の館内へ。①天体観測②なゆた望遠鏡見学に分かれて活動開始。天体観察では、望遠鏡を使って、太陽の観察をしました。今年は、黒点が少ない年のようで、なかなか見ることができない中、幸運にも黒点を観察することができました。また、空が晴れていたので大型の60cm望遠鏡で昼間でも見える星として、こと座のベガを観察できました。一方、日本国内最大にして公開望遠鏡としては、世界最大を誇る口径2mのなゆた望遠鏡。子どもたちはなゆた望遠鏡が設置されている部屋に入るなり、その大きさに「すごい!」と驚きの声が口々にあがりました。そして、その望遠鏡を見上げていました。なゆた望遠鏡は100億光年もの時空を超えて宇宙の果てを見ることが可能なようです。説明を聞いたり、実際に望遠鏡が動く様子を見たりして、その性能の高さに驚くことばかりでした。話を聞いたり、しおりいっぱいになるぐらいメモをとったり、さらには質問をしたりして、知識を広げ、天体への興味・関心を高めました。あっという間の2時間。お礼の挨拶をし、天文台と夕日に見送られながら、帰路につきました。

自然学校(自然体験活動)で発見したことや学んだことを学級・学年全体に広げ、これからの5年生の学習や生活、そして、6年生に向けて活かしていきたいと思います。健康管理をはじめ、準備や送迎などご支援ご協力をいただき、どうも有り難うございました。